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体験の価値とリアルの価値

リアルのライブイベントに1度しか参加したことがないままに色々なバーチャル/オンラインイベントに参加するようになり、その辺の体験に対する価値観が整理できていなかったのでまとめてみた。

熱狂感や集まってる感

自分はリアルのイベントは移動のめんどくささをまず感じてしまう。そこに交通費が発生するならなおさら。そして場がライブ特有のテンションになっているため、自分も無意識にそれを探り、合わせに行くので疲れる。

それに対して配信系のイベントはたいてい横のつながりはあまりないため演者に集中できるし、コメント機能などでガヤガヤ感を出すことなく共感を楽しむことができる。あと大抵見逃し配信があるため、2周目を見ながら余韻に浸れるのもメリットだ。

制作者の意図と観客の解釈

自分は制作者の意図を知りたいけど知らずにいたいと思うことがよくある。これは短歌なんかが分かりやすいが観客に与える情報が少ないからこそ各々が想像する余地があり、そのそれぞれの解釈にも楽しみや価値を感じられるのではないかという考えだ。

そういう意味でイベントよりも1つ1つの作品を愉しむことに集中したいと思うことはよくある。YouTubeのMVやそのコメント欄でのファンのやり取りを眺める中で、心の中での自分だけの作者イメージを膨らませるのもなかなか楽しい。

まとめ

まとまりのない文章を書いてきたがイベントの参加を考えるときはよくこの様なことを考えている。金に糸目をつけずに応援することはできない一方で体験は過ぎ去ってしまえば2度と買うことはできない(そういう意味でclusterのアーカイブ機能には期待大だし動画イベントが増える中でアーカイブ販売が今後どう広がっていくのかは楽しみ)。

いい体験には対価を払い、その体験を糧にまた日々を頑張る。そういうエコシステムをきちんとまわしていきたい。

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