トビタテ採択されたけど行けなかった話

専攻科進学を決めた本科5年の夏に、専攻科1年の前期(長期インターン)のタイミングを海外留学経験に使ってみたいと思い、トビタテ留学を考え始めました。

書類(7~9月)

自由記述書と留学計画書を書きました。前者は在学中コンテストやテック系イベント等に幅広く参加できていたので、内容を吟味したくらいであまり困らず書けました。計画書に関しては1から模索する状態でしたが、北欧の福祉というテーマはなんとなく浮かんでいて、それを元に先生方のつてを辿って連絡を取り、何とか実現可能性のあるものを書き上げました。

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面接(11~1月)

実際の面接に至るまでに、受け入れ許可書の発行や留学内容の相談を、先方と英文メールでやりとりしました。正直イメージが固まりきってない中、こちらから慣れない英語で提案していかないと行けないのは非常に大変でした。面接は目的や社会課題、実際にやってきたいことを簡潔にスライドにまとめました。グループ面接もあるので、自分のものの質問対策だけでなく周りの人の計画にも関心を持ち、聞いていく姿勢は心がけました(事前対策は難しいですが..)面接の後には交流会が設けてあり、留学先が近い人、分野が近い人などに分かれて情報交換しました。

事前研修&同期との交流(2~4月)

事前研修の時期はコロナが来ていたこともあり、研修をオンラインで受けたりしながら、先方との調整を重ねていました。期間を減らしたり、ずらしたりしながら何とか挽回も試みていましたが、当初出発を予定していた5〜6月の段階で収まる気配はなかったので、計画凍結の方向での決定・連絡を行いました。

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その間にもFacebookグループ等で同期の相談会や朝活が行われており、大変な中でも横の広がりを見つけ、面白い人たちとの人脈を広げられたのは、振り返ってみてもよかったなと思っています。

現在とまとめ

計画凍結を決めて以降はオンラインでの技術アルバイトを始めてみたり、計画に入れていたVR/AR領域の勉強を独学で始めてみたりしていました。国際交流の面では英語でのSNS発信に少し取り組んでみたり、留学予定だった学校の学生さんとオンライン交流をする機会があったりしました。

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コロナ禍で物理的に移動して何かをすることが難しくなった一方で、オンラインで今からでも出来ることがたくさんあることを改めて実感しました。これから海外留学を考えている人には、そういった視点も踏まえて、本質的に自分がやりたいことは何なのか、考えてみるのもいいと思います。

ただでさえ難しそうな留学。それをこのコロナ禍の先の読めない状況で挑むのは大変なことだと思います。それでも行くことでしか味わえない、オンラインに載せられない情報や体験があるのも事実だとも思います。目的と手段を自分の中でじっくり擦り合わせた上で行動しましょう。そこから先のことはやってみないと分からないし、成るようにしか成らない(切実)ので、臨機応変に前進していってもらえたらなと思います!

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