【にじ甲本戦ルール検証】フォーク系変化球の性能比較
今までの検証結果からフォーク・Vスライダーは強く、ナックルは弱い事が分かりました。
ではそれ以外のパーム・SFF・チェンジアップの性能はどうなのかを確認する為に検証します。
球速155・コントロールS90・スタミナS100・カーブ2・シュート1・変化球中心は共通で、各フォーク系変化球7の投手を検証用のチームで10試合投げさせた成績を比較します。
検証結果
①フォーク投球数-②被安打数(②÷①の数値)
643-23(.036) フォーク投球割合60.7%
①パーム投球数-②被安打数(②÷①の数値)
503-33(.066) パーム投球割合48.6%
①チェンジアップ投球数-②被安打数(②÷①の数値)
478-48(.100) チェンジアップ投球割合52.9%
①Vスライダー投球数-②被安打数(②÷①の数値)
645-31(.048) Vスライダー投球割合61%
①ナックル投球数-②被安打数(②÷①の数値)
678-53(.078) ナックル投球割合64.5%
①SFF投球数-②被安打数(②÷①の数値)
686-28(.041) SFF投球割合62.5%
結果比較
被打率
フォーク .248
パーム .251
チェンジアップ .264
Vスライダー .241
ナックル .276
SFF .230
①フォーク系投球数-②被安打数(②÷①の数値)
フォーク 643-23(.036)
パーム 503-33(.066)
チェンジアップ 478-48(.100)
Vスライダー 645-31(.048)
ナックル 678-53(.078)
SFF 686-28(.041)
フォーク系投球割合
フォーク 60.7%
パーム 48.6%
チェンジアップ 52.9%
Vスライダー 61%
ナックル 64.5%
SFF 62.5%
防御率は被本塁打数や四死球数、ナイスピッチ率の差やリリーフが打たれてランナーが返されるなどで数値の上振れ下振れが大きくなるので無視します。
今回重視するのはフォーク系変化球の被安打数÷投球数の数値なのですが、フォーク・SFF・Vスライダーは優秀な数値が出ました。
球速が遅いパーム・チェンジアップ・ナックルは打たれやすいようです。
球数・投球割合を見るとパームとチェンジアップは他のフォーク系と同じ変化量7であるにも関わらず、明確に投球数が少ない事が分かります。
ナックルは投球数が多いので、球速が遅い=投球数が少なくなるという訳では無いようですが、球種によっては変化量が高くても投球割合が低くなるというのは新しい発見でした。
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