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【にじ甲本戦ルール検証】気になる投手特殊能力を調査

今回はにじ甲本戦ルールのCOM相手にどの程度効果があるのか分からない投手特殊能力を検証します。
今までの検証によりジャイロボール>ノビAであったり、球持ち○はCOM相手に効果が無いという事が分かっています。

本記事で検証する特殊能力は以下の6つです。

球持ち○と同じくCOM相手に効果が無さそうなリリース○

メリットとデメリットのどちらが大きいのか分からない荒れ球

どの程度成績に影響が出るか分からないゴロピッチャー・フライボールピッチャー

有効なのかどうかと、有効なのだとすれば優劣が有るのかを知りたい真っスラ・ナチュラルシュート

こちらの特殊能力を以前の検証でも使用した球速155・コントロール90・スタミナ100・フォーク7の投手に覚えさせて検証用アレンジチームで10試合戦わせて結果を見てみます。
目安として以前同条件で特能無しの選手を検証した結果は77.2回 防御率3.82 被打率.265
でした。

検証結果

リリース○
73.1回 1043球 防御率3.80
被打率.243 奪三振52 奪三振率6.38 四死球9

①球種別投球数-②被安打数(②÷①の数値)
ストレート 353-39(.110)
フォーク7 690-32(.046)
ナイスピッチ率51.4%
ナイスピッチ 536-21(.039)
通常投球 502-49(.098)
失投 5-1(.200)

荒れ球
79回 1133球 防御率2.28
被打率.236 奪三振56 奪三振率6.38 四死球4

①球種別投球数-②被安打数(②÷①の数値)
ストレート 397-42(.106)
フォーク7 736-31(.042)
ナイスピッチ率52.6%
ナイスピッチ 596-34(.057)
通常投球 532-38(.071)
失投 5-1(.200)

ゴロピッチャー
79.2回 1144球 防御率3.28
被打率.236 奪三振48 奪三振率5.42 四死球8

①球種別投球数-②被安打数(②÷①の数値)
ストレート 406-37(.091)
フォーク7 738-37(.050)
ナイスピッチ率50.6%
ナイスピッチ 579-34(.059)
通常投球 557-40(.072)
失投 8-0(.000)

フライボールピッチャー
77.2回 1131球 防御率4.17
被打率.236 奪三振56 奪三振率6.49 四死球9

①球種別投球数-②被安打数(②÷①の数値)
ストレート 412-40(.097)
フォーク7 719-34(.047)
ナイスピッチ率52.2%
ナイスピッチ 590-32(.054)
通常投球 527-41(.078)
失投 14-1(.071)

真っスラ
79.2回 1174球 防御率2.71
被打率.237奪三振65 奪三振率7.34 四死球5

①球種別投球数-②被安打数(②÷①の数値)
ストレート 428-36(.084)
フォーク7 746-39(.052)
ナイスピッチ率51.5%
ナイスピッチ 605-27(.045)
通常投球 562-48(.085)
失投 7-0(.000)

ナチュラルシュート
72.2回 1021球 防御率2.35
被打率.236 奪三振52 奪三振率6.44 四死球10

①球種別投球数-②被安打数(②÷①の数値)
ストレート 362-32(.088)
フォーク7 659-34(.052)
ナイスピッチ率51.5%
ナイスピッチ 526-37(.070)
通常投球 503-29(.058)
失投 2-0(.000)

成績比較

防御率
リリース○       3.80
荒れ球         2.28
ゴロピッチャー     3.28
フライボールピッチャー 4.17
真っスラ        2.71
ナチュラルシュート   2.35

被打率
リリース○       .243
荒れ球         .236
ゴロピッチャー     .236
フライボールピッチャー .236
真っスラ        .237
ナチュラルシュート   .236

四死球
リリース○       9
荒れ球         4
ゴロピッチャー     8
フライボールピッチャー 9
真っスラ        5
ナチュラルシュート   10

ナイスピッチ率
リリース○       51.4%
荒れ球         52.6%
ゴロピッチャー     50.6%
フライボールピッチャー 52.2%
真っスラ        51.5%
ナチュラルシュート   51.5%

ストレート被安打数÷投球数の数値
リリース○       .110
荒れ球         .106
ゴロピッチャー     .091
フライボールピッチャー .097
真っスラ        .084
ナチュラルシュート   .088

防御率だけを見るとリリース○は特能無しとほぼ同じで、被打率もそこまで違いが出ていないのであまり効果は無さそうです。

荒れ球のコントロール-20のデメリットは、四死球の少なさとナイスピッチ率の高さからほとんど感じられない結果となりました。
以前の検証でノビAは被打率.205、ジャイロボールは被打率.169だったのでそこまでの強さは無いようですが、特能本があれば覚えさせるメリットの方が大きいようです。

ゴロピッチャーとフライボールピッチャーは被打率は.236で同じでしたが防御率に差が出ました。
検証用チームの打線は弾道2と3の選手で構成されているので、フライボールピッチャーだとそれぞれアベヒ弾道・パワヒ弾道になってしまうのと、ゴロピッチャーで弾道2→1.5に下げる効果が強いのだと思います。
フライボールピッチャーは弾道4の選手に対しては4.5に上げる事によって打ち取りやすくなるので、相手打線次第でどちらが強いかは変わると思います。

真っスラとナチュラルシュートはストレートの打たれやすさが他よりも優秀な結果が出ていて、特能無しよりも被打率がどちらも低いのでCOM相手にも効果は有りそうです。
優劣に関しては特に無いと思います。

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