帰還した王、ケンリス 解説記事
どうも。黒井と申します。
7月6日(土)に「岡山桃太郎決定戦」というcEDHの大会がありました。
そこに向けてケンリスを仕上げてきたのですが、いったん思考整理ということで解説記事を書くこととしました。
反省点もある、手直しの必要なリストなので、丸コピせずにいろいろ調整して使用してみるのが良いかと思います。
1.コンセプト
MH3後のEDH環境を定義する統率者として
・《ロフガフフの息子、ログラクフ》+《求道の達人、サイラス・レン》、《鋭い目の航海士、マルコム》+《激情の薬瓶砕き》等の高速《むかつき》デッキ
・《有翼の叡智、ナドゥ》
・《破天荒、ステラ・リー》
がいると想定しました。
基本的にこれらに対してケンリスはタイマンでは勝てないため、他二人から助力を貰ったうえで一度受けつつ、隙を見て無限マナを作って勝つ、または《出現領域》等からインスタントタイミングで勝つ、そういう想定で組んでます。
ある程度打消しはこちらも吐きますが、吐きすぎない程度で。まともなお喋りをすることもできなくはないですが、上記ジェネラルとやりあうのはしんどいです。
2.リスト
Moxfield
7月6日時点のものを一応残しています。恥。
3.解説
統率者(1)
《帰還した王、ケンリス》
我らがおじいちゃん。5コストなのでそもそもキャストに一苦労かかる上に、能力起動のためにまだマナがかかる。
おじいちゃんなので、優しくしてください。いやホントに。
大体どの能力もそこそこにしゃぶるのですが、主な使い道だけご案内。
・(R):速攻トランプル付与。召喚酔いしたマナクリやタップが必要な起動能力を即起動できる。あとは顔を詰めたりすることも可能。
・(1)(G):+1/+1カウンター設置。《エスパーの歩哨》《穢れの大釜、アガサ》に置いて強化。《進化の証人》とコンボ。《有翼の叡智、ナドゥ》と一緒に使用してデッキトップチェック。
・(2)(W):5点ゲイン。《マナの合流点》からしか青マナが出ず、《流浪のドレイク》の無限自体は成立しているときに、無限ライフが自ずと成立しているため、実質的に青も無限マナになるというもの。正直一番使わない。
・(3)(U):1枚ドロー。無限マナ成立後はこれでドローして勝ち手段を拾ってくる。ドロソとしては期待しない方がよい。
・(4)(B):墓地のクリーチャーを『オーナーの場』にリアニメイト。他人の墓地も触れるが、他人の場に戻ってくる。《流浪のドレイク》、《波止場の恐喝者》、《幻影の像》をリアニすることが多い。稀に相手の《ティシャーナの潮縛り》を釣り上げて止めさせることもある。
クリーチャー(26)
《極楽鳥》《貴族の教主》
マナクリ。《貴族の教主》まで入れているのは、3マナ域のカードを使いたい、2ターン目に2マナ使って青立てておきたい、などの理由から。
《喜ぶハーフリング》
マナクリだが、伝説呪文が消えなくなるおまけ付き。《帰還した王、ケンリス》他伝説呪文はそこそこに多いので、必要に応じて寝かせること。
《死儀礼のシャーマン》
漁る渋面の極楽鳥。7~8割はマナクリとしての運用だが、マナクリ括りにすると多分怒られる。
墓地を睨んでるぞ、という意味で常に《死儀礼のシャーマン》とコスト用の土地は起こしておくのがよい。とはいえ自分の動きが出来ないと相手を睨んでいようが圧が無いので、諦めも肝心
《エスパーの歩哨》
各ターン相手にパワー分のマナ支払いを要求し、払わなかったらドロー(強制)。
他のデッキにおいては1マナ要求が常だと思うが、《帰還した王、ケンリス》はパンプができるのでちゃんと3〜4マナ要求する。やりすぎご注意。
《コーの遊牧民》
ナドゥダンス踊る用。たまにブロッカーとして出すことがあるが、《有翼の叡智、ナドゥ》を警戒されるだけなので、本当にブロッカーとして出すならさっさとブロックして落ちておくのが吉。
《穢れの大釜、アガサ》
《帰還した王、ケンリス》オリカ1。アガサのパワー分だけ、起動型能力の無色マナを軽くしてくれる。
《訓練場》や《黎明起こし、ザーダ》と同じと言えば同じなのだが
・クリーチャーなので通りやすく
・3マナ以上の軽減が見込めて
・本体が2マナと軽量
・+1/+1カウンターは《帰還した王、ケンリス》で配布可能
と、上記2種にも劣らない。
おまけのオーバーラン能力も、《帰還した王、ケンリス》が立てれない時に使うことを検討できるので、頭の片隅に置いておくとよいかも。(100回に1回くらいある)
《フェアリーの黒幕》
《オークの弓使い》
MH3後はドローではない手札補充(《有翼の叡智、ナドゥ》)が流行ってしまったため、評価を落としている(個人の感想)
ただ、ティムクラ等昔からのジェネラルにはいまだに効果が高いため継投。
黒幕については、息詰まる徴税とのシナジーがあるため、徴税が通ったらこいつのことを考える。
《堕落した庄察頭、ロソ》
セカンドスペルのキャストに誘発して宝物がゲットできる。
ほっぽいても勝手に宝物が増えるが、最近は誰かが仕掛けに行くタイミングくらいしか増えないイメージ。大事に使おう。
あとこいつも《有翼の叡智、ナドゥ》のせいで誘発タイミングが少なくなった(呪文をそこまで唱えなくてもアドが取れるため)。悲しい。
《波止場の恐喝者》
EDHの赤と言えば。相手の盤面のファクト/エンチャの数だけ宝物生成。
相手からのコピーを防ぐため、基本的に盤面には残さないようにサクリ台を用意しておくのがベター。どうせ《帰還した王、ケンリス》で釣れるので。
《堂々たる撤廃者》
《マラメトの模範、クチル》
自分語りしたいマン×2。厳密には色々違うので纏めない方が良いのかもしれない。(沈黙はインスタントなので完全に別カード)
《マラメトの模範、クチル》の呪文を止めない方のテキストはこれまた《帰還した王、ケンリス》と相性◎。
《幻影の像》
クローン。対象に取られるとその上から爆発四散する。
《帰還した王、ケンリス》的には爆発するのをいいことに、適宜都合の良いクリーチャーになっては《帰還した王、ケンリス》で対象をとって爆発させ、リアニして別のクリーチャーにする。
《超能力蛙》
共鳴者かつドロソ。MH3前は《幽体のこそ泥》を使っていたが、本体サイズを大きくできることや、能動的にドローを狙いにいけることから入れ替え。
パワーが低くても手札がそれなりにあればパンプして相手のクリーチャーを一方的に落としに行ったりもするので、ブロックされないがち。故に、ドローも安定する。
《タッサの神託者》
エンドカード。これが無くても勝てることは勝てるのだが、これが一番楽。
青の無い卓はこれでさっさと勝ち切ってしまうのも選択肢。無理にコントロールしようとせず、サクッと勝ってしまおう。
《荒れ模様のストームドレイク》
金粉のドレイク持ってません 統率者やシステムをパクって相手を止める。
……のだが、考えなしにパクると事と場合次第ではゲームにならなくなってしまうため、勝ち筋のない打ち消しや除去は意味がないとして一切出てこなくなる可能性がある。
出すタイミングとパクる対象は出す前に(将来的なことも含めて考えて)よく吟味すること。
一応ストームドレイクと《金粉のドレイク》の違いとしては
・本体のスペック
・(初めて出す場合)4マナより上のコストをパクろうとするとパクった先が爆発する
くらい。除去が絡むと二回目以降のキャストもあり得るので、エネルギーはしっかり数えておくこと。
《聖遺のワイト》
《聖遺の騎士》がワイト(ゾンビ)になった。サクる対象が土地から生物になったので、単純に土地が増える計算に。
マナクリを《ガイアの揺籃の地》や《ファイレクシアの塔》に変える算段。
《進化の証人》
《帰還した王、ケンリス》オリカ2。
+1/+1カウンターが乗るたびにパーマネントカードを墓地から拾える。一回だけ自前で誘発可能。
《帰還した王、ケンリス》で+1/+1カウンターは配布可能なので、無限にフェッチランドや《睡蓮の花びら》等を拾える。
あとはLEDから3マナ→2マナで《帰還した王、ケンリス》起動→《進化の証人》で《ライオンの瞳のダイアモンド》回収で無限マナまで可能。
《有翼の叡智、ナドゥ》
有限ではあるがアド獲得源としてはこの上なく優秀。《コーの遊牧民》と一緒に遊ぼう。
ちなみに《有翼の叡智、ナドゥ》は相手の盤面から出てくるのでコピー可能だし、《手甲》も《ファイレクシアの変形者》でコピー可能。他人任せでも勝てる。
《敵対工作員》
ライブラリを探そうとしたら目の前を真っ暗にする。
波止場、死の国、その他エンドカードを他人の山から持ってこよう。
一回ぶつけたら二度とサーチしてくれない(当たり前)なので、ぶつける先は考えよう。
《イーオスのレインジャー長》
1コスサーチと《沈黙》もどき。
起動能力を使用後は《帰還した王、ケンリス》でリアニして再利用可能。
手札が減らないかつ《沈黙》もどきを構えられて非常に強いのだが、《沈黙》もどきを構えていることに違いはないので除去されるか起動することを強いられる。
信頼を置きすぎないこと。
《巣穴の魂商人》
1点とクリーチャーサクりで宝物生成。MH3からの新しいサクり台。
《ゴブリンの探鉱者》と入れ替えた形。《波止場の恐喝者》だけでなく、他の生物もサクれるようにした。
相手がキャストした《波止場の恐喝者》の宝物生成を減らすため《エスパーの歩哨》をサクって宝物もその場で食べる動きはこいつでしか出来ない。
ただ3マナと重いのでこれは失敗だった。軽さを重視すべきだった。
《祝福されたエミエル》
3コストでブリンク。
《帰還した王、ケンリス》不在時はこれ+《波止場の恐喝者》OR《流浪のドレイク》でコンボ。
《ファイレクシアの変形者》
盤面の好きなファクトかクリーチャーになれるクローン。Φ2点払いで3マナキャストも可。
こいつはちゃんと盤面に残り続けるので、《幻影の像》と違い《有翼の叡智、ナドゥ》になって《コーの遊牧民》で対象にとっても爆発しない。
あとは《手甲》や《稲妻のすね当て》にもなれるので、そのあたりも視野に入れる。
《流浪のドレイク》
5マナのフリースペル。《ガイアの揺籃の地》か《ファイレクシアの塔》でマナが増える。
《流浪のドレイク》+《帰還した王、ケンリス》+《ファイレクシアの塔》で無限マナが発生。
ソーサリー(4)
《悪魔の教示者》
《悪魔の意図》
全サーチ。《敵対工作員》にはご注意。
《異界の進化》
《祝福されたエミエル》、《ファイレクシアの変形者》、《流浪のドレイク》以外は1マナ生物から触れるので適宜好きな生物に。
《セヴィンの再利用》
《直観》の選択肢として。
手札に来たら墓地に落ちたフェッチを拾ってランパンとして使うことが多い。
インスタント(23)
うち、打ち消し10枚
(1)1ターン目から構えられる打ち消し
《精神的つまづき》
《否定の力》
《精神壊しの罠》
《意志の力》
(2)セットランド後から構えられる打ち消し
《断れない提案》
《狼狽の嵐》
《大梟の小夜曲》
《白鳥の歌》
(3)《マナ吸収》
青ダブルかかるがリターンがある打ち消し。《帰還した王、ケンリス》キャストに充てる目的で入れた。
青ダブルが現環境では重い、かつマナが出るタイミングが受動的で不便と感じたため、他の(2)の打ち消しや、打ち消し内蔵クリーチャーへの切り替えを検討中。
(4)《否定の契約》
これ自体は0マナで撃てるが、後々5マナの請求が飛んでくるため、別枠とした。
撃つに際しては追加のコストも要求されず、5マナ払えば命が守れるので安いが、どうしても撃つタイミングは遅れる。
《Demonic Consultation》
《汚れた契約》
《タッサの神託者》Win用のカード。
これでカードを探すのは本当に負けるかもしれない時の最終手段にしましょう。やっていることは自滅に近いです。
《輪作》
場の土地を《ガイアの揺籃の地》か《ファイレクシアの塔》に変換します。勝つ時は出現領域サーチ。
主な仕事はそれなのだが、《ラゾテプの採石場》で墓地のクリーチャーをリアニすることも可能。
《悟りの教示者》
ファクト/エンチャをデッキトップへ。マナを伸ばす目的の《魔力の墓所》《太陽の指輪》、引きたい目的の《一つの指輪》がサーチ先としては主。
《沈黙》
インスタントタイミングで相手の呪文を止められる。
相手のコンボを止められるが、あくまで止められるだけで根本的に解決できていないことは注意。
本当は攻め札として使いたいのだが、遅いデッキ故守り札として切らされるのが常
《剣を鍬に》
クリーチャー除去。詰み防止のため御守り感覚で採用。
2マナ帯の除去(《暗殺者の戦利品》《失せろ》等)と入れ替えて範囲を広げるかは諸説有り
《有翼の叡智、ナドゥ》横の誘発クリーチャーを主に見たいということで、今回はこちら。
《思考停止》
《死の国からの脱出》コンボのパーツ
チューター撃ったデッキを崩すことも可能。
《サイクロンの裂け目》
土地以外なんでもバウンス。基本的には《剣を鍬に》で除去できないものを退かす。
《エラダムリーの呼び声》
インスタントタイミングのクリーチャーサーチ。クリーチャー限定とはいえ、インスタントタイミングで直接手札に加わるのは◎
エンド前にコンボパーツを持ってきたり、ミニ《召喚の調べ》として使用することも可能。
《召喚の調べ》
《エラダムリーの呼び声》との違いは、場に直接出る点と召集がある点。《タッサの神託者》を出して相手ターン中にインスタントウィン可能。
《偏向はたき》
赤い統率者ピッチ。打ち消しではないが打ち消しとして扱うことがままある。
《帰還した王、ケンリス》が立つタイミングは結構遅いので《激情の後見》ほか統率者ピッチの採用は見送った。
一方《偏向はたき》はピッチとしての運用だけでなく、《耐え抜くもの、母聖樹》等の起動型能力にも対応ができるため、唯一性があるとして採用。
《直観》
これ一枚で《死の国からの脱出》コンボのパーツをかき集めることが可能。
3マナと重いが、打ち消したい呪文に対して《直観》をキャスト、打ち消し呪文+《死の国からの脱出》キャスト時に墓地にいて欲しいカード(《セヴィンの再利用》、《思考停止》、《ライオンの瞳のダイアモンド》)を置いてコンボに近付けながら打ち消しを構えることも可能。
アーティファクト(11)
マナが出るファクト8種
・《金属モックス》
・《睡蓮の花びら》
・《モックス・ダイアモンド》
・《魔力の墓所》
・《ライオンの瞳のダイアモンド》
・《太陽の指輪》
・《魔力の櫃》
・《秘儀の印鑑》
《宝石の睡蓮》
これがデッキに採用されている=《帰還した王、ケンリス》を出して勝つ気がある証拠。
ちなみに《帰還した王、ケンリス》を早いターンで出しても別に勝たない(勝てない)。ドロー能力や打消しを構えられそうなときに出しましょう。
《願い爪のタリスマン》
万能サーチだが、使えば相手にこれを渡してしまう。
渡したらそのターン中に勝ちましょう。
アーティファクトを渡すので波止場カウントが1ズレることに注意
《一つの指輪》
ドロソ。唱えて戦場に出るとプロテクション(すべて)をプレイヤーに付与。
4マナという重さに抜きかけたこともあったが、将来的なドロー量や、《リスティックの研究》《神秘的負荷》のように相手に迷惑をかけない点から打ち消されにくいところもあり、入り続けている。
エンチャント(5)
《神秘的負荷》
《リスティックの研究》
《息詰まる徴税》
相手に何かしらの迷惑をかけながら、自分は得をする。
ゲーム展開がスローになり、一見するとミッドレンジをやりたいケンリス的には立てたいカードではある。
ただし考えなしに立てない。考えなしに相手のこれらに打ち消しを撃たない。桃決でもこれ絡みの怒られ案件を複数回やっているので本当に扱いの難しいカードだと思う。(同卓者の方々、大変失礼いたしました……)
卓全体を見て、自分がどの立ち位置にいて、どのタイミングならこれを通す/消すかはしっかり考えるべき。
《適者生存》
クリーチャーサーチ。手札からクリーチャーを捨てる必要あり。
これ一枚から勝ててしまうので、置く時は慎重に。隙を見て置いて勝ちに行きましょう。
《死の国からの脱出》
勝ち筋。墓地の枚数と落ちているカードをよく確認して、ちゃんと勝てるか/妨害が入る場合はどこまで受け切れるかをちゃんと考えましょう。
土地(30)
フェッチランド9種(血染めのぬかるみ抜き)
デュアルランド10種
全色土地
・統率の塔
・風変わりな果樹園
・マナの合流点
古えの墳墓
宝石の洞窟
ここまでは説明不要かな。
フェッチで10種のうち血染めのぬかるみを優先的に抜いた理由としては、青白緑の優先度が赤黒に比べて高いため。
《波止場の恐喝者》やサーチ、《帰還した王、ケンリス》のリアニテキストには赤黒が絡むが、各1出たら問題ない(青白緑が出る過程で赤黒もついでに出ればいいや、程度)の認識
《進歩の地平》
マナを出すのに1点貰う反射池。
土地をインスタントタイミングで出すことも可能、フラッド気味ならサクって1ドローに変換も可能。
初手キープ基準としては心許ないが、後半戦には強い土地の印象。
《ラゾテプの採石場》
マナも出せる、サクり台にもなる、墓地追放して追放した生物のコピーが出せる。
《シディシの信者》とか採用してると土地から《堂々たる撤廃者》を退かすことが可能なので、セットでそういうクリーチャーも入れておくべきだったなという反省。
《ファイレクシアの塔》
サクって黒2マナを出す。《帰還した王、ケンリス》+《流浪のドレイク》+《ファイレクシアの塔》で無限マナ。
《ガイアの揺籃の地》
ある程度の横並びが期待できる構築なので。
《有翼の叡智、ナドゥ》はあるが《コーの遊牧民》がない場合、《帰還した王、ケンリス》で対象を取る際の緑マナ発生源として使用する。
単純に《帰還した王、ケンリス》を出すのにも使用する。
《耐え抜くもの、母聖樹》
土地コンボや勝ちにつながるファクト/エンチャを除去する。《暗殺者の戦利品》ほど万能ではないが、土地の起動型能力である点はかなり都合が良く、具体的に言うと《沈黙》《堂々たる撤廃者》下で打てる数少ない妨害であること。
勿論撃たれる側でもあるので頭の片隅には入れておく。(一応向き先があれば《偏向はたき》で回避可能)
《出現領域》
自分の唱える呪文をすべてインスタント化させる。輪作から出すことによりインスタントウィンも可能に。
《出現領域》を立たせておくといつ動かれるか相手からわかったものではないためヘイトが上がる。可能であれば寝かせておこう。
4.採用検討したカード
《スカークの探鉱者》
巣穴の魂商人で説明した通り。これは入れ替え推奨。
《シディシの信者》
濫用コストを払うとクリーチャーバウンス。
元々《帰還した王、ケンリス》の起動でインスタントタイミングのバウンスは出来ていたが、ラゾテプの採石場から撤廃者をバウンスすることも可能に。これも可能であれば採用したい。
《ディープ・ノームの地形術師》
対《有翼の叡智、ナドゥ》用①。土地の供給を無理やり追い付かせる。当日は《有翼の叡智、ナドゥ》がどれだけいるか不明なため、採用を見送った。
《帰還した王、ケンリス》のマナを伸ばして構える動きにも一致してるので、《有翼の叡智、ナドゥ》関係なしに入れてもいいかもしれない。
《ティシャーナの潮縛り》
対ナドゥ用②。《有翼の叡智、ナドゥ》本体の誘発に合わせて投げて、息の根を止める。
それ以外にも《耐え抜くもの、母聖樹》、《タッサの神託者》など止めたい誘発は様々。
……本当は画像とかも入れたかったのだけど、いったん力尽きたしあまり先延ばしにしてると公開タイミングがなくなってしまうので、この辺りで。
気が向いたら補足溶かします。
見にくくて申し訳ない。
5.さいごに
ケンリス自体は今年の2~3月くらいから触り始めて、ティムクラが性に合ってなかったので鞍替えを検討していたところ、桃決のお話があったのでここでデッキの構築もプレイもしっかりしてみようかな、ということで色んな方にお世話になりながらデッキを組んでました。
結果としては不甲斐ない結果ではありましたが、いいお勉強にはなったなというのが正直な感想です。まだまだお気持ちプレイが多いので治ったわけではないのですが……
調整に付き合っていただいた皆様、相談に乗っていただいた皆様に感謝を。
もうちょい頑張ってみます。
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