見出し画像

【$100EDH】フラクタルの花、エシックス

 おはこんばんにちは。黒井です。
 そして新年あけましておめでとうございます。

 新年なので新しいことに取り組みたいなぁ、という思いと、最近カードが高いけどできるだけ安く統率者戦を遊んでもらいたいということで値段を抑えたデッキを組んでみました。

 $100EDHなるものがあるらしいので、それに便乗しています。
 「moxfieldでデッキリストを作成し、基本土地と統率者の価格を除いた合計金額を100ドルに収める。」とのことなので、さっそくこれでやってみましょう。

1.デッキ構築

 デッキリストはmoxfieldにて公開しています。
 デッキリスト
 
組んだ時点(2022/1/3)では$98.73となっていますが、見る時期によっては$100を超えている可能性もあります。ご了承ください。
 核となるコンボパーツについては値段が張っていても我慢して入れていますが、その分他のパーツを抑えている感じです。
 まあエシックス自体そこまで高いパーツがあるわけではないので、好きなカードが入れれるようなもんです。

2.戦術・コンボ解説

 基本的にはマナを伸ばして横に並べてパンチ、を繰り返すデッキになります。
 一部のマナ加速にエルドラージ・落とし子やエルドラージ・末裔トークンを使用しているのは言わずもがなエシックスとのシナジーを生かすためです。後述するチェインコンボ・即死コンボのために採用しています。

 エシックスが出た後は楽しい横並べタイムです。
 例えば《目無しの見張り》《コジレックの捕食者》《裕福な海賊》を出すと自身がコピー含め3体、トークンが4体生成されます。《裕福な海賊》以外だと無色マナではありますが実質フリースペルに化け、《裕福な海賊》だと
実質1マナでの召喚になります。

 このデッキで一番多くトークンが出せるクリーチャー・カードは《女王スズメバチ》ですが、この場合は《女王スズメバチ》自身が5体、ハチトークンが16体生成され、フルパンチで26点をもぎとることができます。

 ここまでやりたい放題やってますが、このトークン生成効果を置換する効果は自ターン中のみ、さらに最初の一回のみと結構厳しめの制約が課せられています。できれば有効に使いたいので、ターンをまたがずに即死コンボを決めたいところさん。
 そこで目を付けたのがこの《先端生物学者》です。

これを統率者戦で見たことがある人はかなりレア。

 終了ステップの開始時なので相手ターンをまたがずに済む点が優秀で、《フラクタルの花、エシックス》+《先端生物学者》+トークンが3体以上生成できるカードの3枚で即死です。
 トークン生成にマナが必要ない《種のばら撒き》が優秀なため、積極的に狙っていきたいところです。

即死コンボセットアップ

1.《フラクタルの花、エシックス》を出す。
2.《先端生物学者》を出す。(1と2は順不同)
3.トークンを3体以上出すカードを唱える(ここでは《種のばら撒き》とする)
4.《種のばら撒き》の効果で苗木トークンが出る……代わりに《先端生物学者》が3体出る。
5.エンド時に《先端生物学者》の効果が誘発して、本体1体+コピー3体で4体以上いるため、ゲームに勝利する。

 あとはエシックスが絡まないコンボも一つ搭載しています。
 《永遠の証人》or《永久の証人》+《深海生まれのタッサ》+《時間のねじれ》or《永劫への歩み》で無限ターンです。
 これは要求数が多く見えますが《召喚の調べ》でループパーツの回収の手間を大幅に軽減できます。

無限ターンセットアップ

1.(《永遠の証人)の場合)《召喚の調べ》X=3で《永遠の証人》を戦場に出す。
2.《永遠の証人》で《召喚の調べ》を回収
3.《召喚の調べ》X=4で《深海生まれのタッサ》を回収
4.エンド時に《永遠の証人》をブリンク、《召喚の調べ》を回収
5.次ターン以降、ドローができる生物等を《召喚の調べ》で出して追加ターン系統のカードを拾いに行く。

 《神秘の教示者》が使用できればよかったのですが、高いので採用は見送りました。追加ターン系統のカードを拾えればいいので、可能であればクリーチャーでソーサリーを拾える安い(ここ重要)カードがあれば採用したいです。

3.意外と高かったカード

 せっかくなので「このカード100円くらいで拾ったんだけど……」と感覚がすでにバグっていたカードを紹介します。値段は2022/1/3(執筆当時)価格のUSD。

  • 稲妻のすね当て($8.49)……エシックスを保護するために入れておきたかったのですが、これでデッキの一割近くの金額を食われるのはなかなか……

  • ゼンディカーの報復者($8.49)……地元のショップで100円で買いましたよこいつ。女王スズメバチより絶対強いから入れたいのに……

  • 意外な授かりもの($4.49)……これとほかの高いカード群を入れるかコンボパーツを入れるかで迷いました。ドローが弱い

  • 潮吹きの暴君($3.99)……フィニッシャーがまた一つ減ってしまった。がそもそもエシックスが重いのでこれを入れている場合ではないと思い抜いた。

  • 倍増の季節($79.99)……いくらなんでもそれはおかしいだろ。

 というわけで$100EDHの紹介でした。
 DPL?多分5~6ではなかろうか。黒井にはDPLの概念がわからん。
 即死コンボは搭載しているが如何せんスマートではないし、かかるマナ数が非常に多く、全体破壊にめちゃくちゃ弱いのでそんなもんだろ、という見解です。
 日本だとカードの相場が違ってくるし、何よりもこのデッキの半分近くがストリクスヘイヴンの統率者デッキそのままなのでもし見かけてこのデッキに興味があるなら買ってみると意外と手早く組めたりします。

 以上、$100EDHに挑戦してみた記事でした。

 おいしいカフェオレが飲みたいので性懲りもなく投げ銭おいてます。
 気に入ったらポチっと、お願いします。

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?