『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』

12/16土曜日、NHKで前編が放映された。
両親に聴覚障害があった主人公が手話通訳士となり、刑事事件に巻き込まれていく。
私はあまりテレビを見ないので、子どももYouTubeやゲームで事足りているので、うちにはテレビがない。(実家のテレビ1台は子ども用に録画させてもらっているおかげでもあるが)

仕事でおつきあいのある方に、このドラマを見て、と言われ、実家でビデオを撮っておいてもらい、休みの日に見に行った。
初めからグイグイ引き込まれて、しかも、なぜか仕事で以前にお世話になった別の方が出演されていらしてビックリした。(前述の方とは全く関係ない。所属も全然違う)

親に、あ、あの方、仕事でお世話になった方!など興奮しながら見てしまった。

まだ前編しか見ていないので、的外れかもしれないが、前編だけでも見た限りでは、聴覚に障害があると、容疑者とかになってしまったら大変!ということが、よく分かる。
聴覚に障害があると発話も上手くいかないことが多いようで、自分の主張を上手く伝えることが難しいようだ。

そのために手話通訳士が裁判や、そこに至るまでの日常生活でコミュニケーションを取っていく様子が描かれていた。

このドラマの放映のことを教えてくれた方は、このドラマの原作者の作家がお好きだということは、以前から伺っていた。

戦争文学も、この方に教えていただいた作品がけっこうある。

戦争文学も、このドラマも、自分からは手に取らない分野だと思った。
だから、人と人が付き合うこと、繋がることには意味があるのだな、と思える。

とにかく、見て良かったので、後半も見逃さないようにしたい。

そして、原作者の丸山正樹という人の他の作品も予約してみた。

暴力とか、あまり見たくない、聞きたくないことも、信頼している作者だったり、信頼している人に紹介されると安心して読むことができると、以前に講演会で聞いたことがある。

このパターンはそれだな、と思った。
痛い、苦しい、悲しい、は嫌なのだけど、信頼する人がすすめてくれると、読んでみよう、見てみよう、と思うことができる。ありがたい。

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