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文房具アーカイブ#24『ZERO G TEC ZERO G BALL ∠15』

なんで他のメーカーがやらないかがちょっとわかるような気もせんでもない

ZERO G TEC ZERO G BALL ∠15

商品スペック(インターアクト株式会社:Makuakeより)

型番:5C-WBK(白軸白クリップ・0.5mm黒インク)
ボール径:0.38/0.5/0.7/1.0mm
インク色:黒・赤・青(替芯なし)
本体サイズ:長さ141mmx φ10mm
軸:PC(ポリカーボネイト)
グリップ:ラバー
定価:300円+税(一般販売価格)
生産国:韓国

2022年10月12日12:00より応援購入サイトMakuakeにて予約発売
一般販売は2023年2月20日~

https://www.makuake.com/project/zerogball/

日本での販売元は「インターアクト株式会社」ではあるが元々は韓国の「ZERO G TEC」という文房具ブランド会社のものなので今回の紹介はこのようになっている。自分も元々Makuakeでこのペンを見て気にはなっていた。

『ZERO G BALL ∠15』とは

とにもかくにもこのペン先。このペン先無しでこのペンは語れない。

左:『ZERO G BALL ∠15』、右:『サラサドライ』

ZERO G ball∠15の「ペン先がボディから曲がっている」画期的なアイデアは韓国で特許を取得しています。また人間工学に基づいたスマートで使いやすいデザインは韓国及び日本でも意匠登録を取得済み。

さらにパリ条約による優先権主張を通じ、米国、中国、インドネシア、ベトナム、EU、インド、トルコ、タイに特許や意匠登録を出願し、EUとトルコで意匠登録を取得しました。他の国々でも現在審査中です。

日本で無重力の書き心地を体験できるのは、後にも先にもZERO G ball∠15だけです。他では真似できない特別な技術です。

https://www.makuake.com/project/zerogball/

通常のペンだと芯が紙に対して斜めになり無駄な力がかかるが、15度傾けることにより芯が紙に対して垂直になり、芯先のボールがスムーズに回るってわけ。左利きだと右から左に線を引くときに「押し書き」になりがちで、これが左利きだと書きづらい原因の一つ。それがなめらかに書きやすいということで左利きの人にもおススメできる一本。ドイツ製低粘度油性ボールペンなので手の横で擦って延びることも少ない。

妙な角度の口金も気になるところだが芯の先のチップもこだわっており、すぼまっているところ(ボールを囲んでいるチップ部分)を薄くしてより回転がスムーズになるようにしている。

使ってみた感想

慣れるのに時間がかかると思う

 適当に持つとすごく書きづらい。しっかりあるべきところで持って使うことを想定しているのでしっかり握ったか手を見て確認する必要があると思う。自分のペンの持ち方は世間一般と違うのだが、しっかりとあるべきところで正しく持つとまあまあ安定している。正しい位置で持てば。無重力とまではいかないがまぁ軽い書き心地を体験できるはず。右利きなので左で持つことはないが、左で持って書いてみたら確かに書きやすい気がする(真の左利きではないので左利き・両利きの人のレビューも知りたい)。
 
中を開けたらわかるけど芯が驚くほど無茶な曲がり方をしていて「大丈夫かこれ?インク出る?」と不安になった。多分それは大丈夫なようにしているとは思うのだがすっごい曲がっている。まぁ芯が軸の中でこんなに曲がっている時点で替芯はない。それはそう。替えろと言われても困るレベル。

気になったら使ってみてほしい

実店舗だとロフトで見た。それ以外で見たことがないし正直一般店舗では売りづらそうな気がする。(先が曲がっていることにより什器に差し込んで売ることが難しい)
大人しくネットで買うのがよろしい。
★応援購入サイトMakuakeでの販売は終了している


今回はここまで。
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