文房具アーカイブ#24『ZERO G TEC ZERO G BALL ∠15』
なんで他のメーカーがやらないかがちょっとわかるような気もせんでもない
ZERO G TEC ZERO G BALL ∠15
商品スペック(インターアクト株式会社:Makuakeより)
日本での販売元は「インターアクト株式会社」ではあるが元々は韓国の「ZERO G TEC」という文房具ブランド会社のものなので今回の紹介はこのようになっている。自分も元々Makuakeでこのペンを見て気にはなっていた。
『ZERO G BALL ∠15』とは
とにもかくにもこのペン先。このペン先無しでこのペンは語れない。
通常のペンだと芯が紙に対して斜めになり無駄な力がかかるが、15度傾けることにより芯が紙に対して垂直になり、芯先のボールがスムーズに回るってわけ。左利きだと右から左に線を引くときに「押し書き」になりがちで、これが左利きだと書きづらい原因の一つ。それがなめらかに書きやすいということで左利きの人にもおススメできる一本。ドイツ製低粘度油性ボールペンなので手の横で擦って延びることも少ない。
妙な角度の口金も気になるところだが芯の先のチップもこだわっており、すぼまっているところ(ボールを囲んでいるチップ部分)を薄くしてより回転がスムーズになるようにしている。
使ってみた感想
適当に持つとすごく書きづらい。しっかりあるべきところで持って使うことを想定しているのでしっかり握ったか手を見て確認する必要があると思う。自分のペンの持ち方は世間一般と違うのだが、しっかりとあるべきところで正しく持つとまあまあ安定している。正しい位置で持てば。無重力とまではいかないがまぁ軽い書き心地を体験できるはず。右利きなので左で持つことはないが、左で持って書いてみたら確かに書きやすい気がする(真の左利きではないので左利き・両利きの人のレビューも知りたい)。
中を開けたらわかるけど芯が驚くほど無茶な曲がり方をしていて「大丈夫かこれ?インク出る?」と不安になった。多分それは大丈夫なようにしているとは思うのだがすっごい曲がっている。まぁ芯が軸の中でこんなに曲がっている時点で替芯はない。それはそう。替えろと言われても困るレベル。
気になったら使ってみてほしい
実店舗だとロフトで見た。それ以外で見たことがないし正直一般店舗では売りづらそうな気がする。(先が曲がっていることにより什器に差し込んで売ることが難しい)
大人しくネットで買うのがよろしい。
★応援購入サイトMakuakeでの販売は終了している
今回はここまで。
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