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文房具アーカイブ#35『カランダッシュ カランダッシュ+ネスプレッソ フィックスペンシル2㎜』
ホットコーヒーがおいしい季節になったので。
カランダッシュ+ネスプレッソ フィックスペンシル2㎜
![](https://assets.st-note.com/img/1698217787208-c84gjOlgEt.jpg?width=800)
商品スペック(カランダッシュ公式ホームページより)
品番:0022-066
芯径:2.0mm
(初期搭載芯:ネスプレッソの使用済みカプセルから取り出したコーヒー豆を25%配合されたHB芯)
※通常芯:HB:6077.250で互換あり。(コーヒー豆は配合されていない)
定価:7,000円+税
本体:長さ160× 幅62mm × 高さ20mm
・ノックボタンの内側に簡易式鉛筆削りを内蔵
軸:使用済みのネスプレッソのカプセル(アルミニウム)をリサイクルしたもの
芯繰り出し方法:チャック給芯式
2021年から発売、2023年10月現在販売中
2021年に発売されたカランダッシュ(Caran d'Ache)×ネスプレッソ(Nespresso)コラボ製品第4弾。同時に『カランダッシュ+ネスプレッソ スイスウッドペンシルセット(3,000円+税)』も販売された。
『カランダッシュ+ネスプレッソ フィックスペンシル』とは
そもそも『フィックスペンシル』ってなにかというと平たく言うと「芯ホルダー」である。さらに「芯ホルダー」ってなに?となる人に言うと鉛筆の芯だけがシャープペンシルのように補充できるペン(芯繰り出し方法が若干シャープペンシルとは異なる)。
1929年にカランダッシュが生み出したフィックスペンシルは、現在のメカニカルペンシルの元祖といわれています。
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ノック式のシャープペンシル(メカニカルペンシル)はノックした分だけ芯が出てくるが『フィックスペンシル』のようなチャック給芯式の「芯ホルダー」はノブを押した分だけ芯が出続けるため好きな長さで使用者が止める必要がある。シャープペンシルで芯をそんなに長く出すことはないのと、鉛筆の芯だけを長く出すには木の部分をたくさん削る必要があるため鉛筆とはまた異なる使用感を得られる(デッサンとかね)。
この商品で「ネスプレッソ」とのコラボレーション第四弾とのことだが細かく挽かれたコーヒー豆が入っているカプセルをセットして淹れてくれるタイプのコーヒーメーカーのブランド。そのコーヒー豆が入っていたカプセルをリサイクルして軸に使ったのが今回紹介しているコラボのフィックスペンシルなのである。カプセルにはアルミニウムが使われているのでそれを利用したもの。軸の色は“ケープタウン・エンヴィヴォ・ルンゴ”のコーヒーカプセルの色をイメージされたとするオーカー色、暖かな色がコーヒーともよく合う。
芯にも使用済みのカプセルに残っていたコーヒー豆を25%配合して作られているためコーヒー好きの1本であることには間違いない。
最近環境問題にも文房具メーカーは取り組んでおり、エシカル文具が登場する中で素材にコーヒーを選んだカランダッシュ、カッコイイぞ……。
使ってみた感想
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アルミニウム素材とはいえザラザラの軸なので無機質な感じがしない。カランダッシュの代名詞である六角形の軸は鉛筆を思わせるためペンを使っている感じではなく鉛筆を握っているのでは?と思う。軸も短めなので取り回しがきく。
コーヒー豆が25%配合された芯もかすかに香るかも?くらいにコーヒーの匂いがする。通常の鉛筆芯にコーヒー豆を混ぜ込んだら書き味悪くならないの?と思ったがスムーズに書ける。多分細かく挽かれた豆だからかもしれない。
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クリップの下にあるので見づらいが「CARAN D'ACHE+NESPRESSO」とコラボの印字がある。さらに“A recycling story in your hands”とあってリサイクル意識が高いことが伺える。
![](https://assets.st-note.com/img/1698217638538-I30wHP11fK.jpg?width=800)
気になったら使ってみてほしい
自分は銀座の伊東屋で購入したが、どこかしこにはないため気になったらカランダッシュ公式ホームページで購入するのがいいと思う。
(通常の)替芯↓
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10月はインクトーバー中。
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