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KUSARI

鎖で繋がれたそれは、人の運命をも左右する

血という鎖は、時に強く、優しく

時には厳しく、そして残酷


私は「優しさ」というものも連鎖すると考えている


時に断ち切ることのできない鎖に縛られ

苦しんで一生を自ら閉じるものもいる

負の鎖を断ち切れるものは、正の鎖


あの時、断ち切ることができなかった負の鎖

それを断ち切るために正の鎖をつなげていく


自分には何もなく、助けてくれる人がいない

そんな人は逃げておいで

助けてあげる


でも一つ約束


自分が前に進めるようになったら誰かを助けてあげて

優しく肩を抱いてあげて


最初に人のために・・・と思ったその行為は

きっと貴方に帰ってくる


鎖はどこかで繋がっている


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