ハンバーグヘルパーと母の愛

子供が生まれる前は丁寧にハンバーグ作ってました。
玉ねぎを刻んで炒めて冷ましてパン粉卵ひき肉と混ぜて手捏ね、
やっぱり手作りは美味しかったです。

子供を産んでからはハンバーグヘルパーでしか作ってません。
心理的に負荷の高い料理をする気力が湧かないのです。

小さなクマの形に可愛く焼き上げて、
子供の前に置いたところで、『ヤンヤ!』で終了、
という無情なことがよくあります。
気分が乗らなければ食べない、それが幼児です。
昨日まであんなに好きだと言っていた食べ物が、
翌日『ヤンヤ』で全拒否とかよくあることです。
あの手この手で工夫を凝らし、
盛り上げなだめすかしてもダメなときはダメなんですよ。
嗚呼、無常・・・

40分愛情と手間をかけたハンバーグがゴミになるのは本当に苦しいですが、
10分で作ったハンバーグがゴミになっても悲しみは4分の1で済みます。

私は母親として間違ってるでしょうか?
(まあ、そんなこと思ってもないのですが)

そういう価値観なので、料理は特に、
余計な感情を入れないで作れる簡単なものが至高なんです。
少なくとも今は。無駄になったとしてもハハッと笑って許せる範囲の負担でいいんですよ。

世の中には、手間暇かけた料理を「要らない」と突っぱねたところでニコニコ許してくれる人もいるでしょうし、
全く反対に殴ってでも食べさせる(うちの母でした)人もいるでしょう。
私はどちらにもなれないので、諦めがつく範囲での食事の支度、で落ち着いてます。

そうかァ今日は気分じゃないのね、と違うものを食べさせたり、
諦めがつけられるのは双方ともに気が楽なんです。
そもそも、
大人だって今日は何が食べたいって明確な日があります、
子供だってそういう日があるでしょうし。
今日は麺類!って気分の時に白ご飯出されたらヤンヤなのかなって。
幼児はまだ喋れないし、
我が子とはいえ他人、本当におなかがすいてるのかどうかですら本当のところはわからないので「出されたものを食べるようにしましょう」という躾はもう少し大きくなってからしたいんですよね。

個人的には親子ともに負担のない道を選択してるつもりで、
それが私の、子供に対する愛です。

そういう意味でホットクックを導入して自炊の負担が減って、
子供食べない問題がだいぶ楽になりました。
何せ私は苦労せず美味しいものがどんどん出来るので、気分がいい!
子供が食べなくたって私が作ったもんじゃないしな!ってギリギリ思える!
精神衛生上とてもよろしい。

SHARPさん、ハウス食品さんには感謝の気持ちしかありません。
いつも我が家を支えてくれて、ありがとうございます!
みんなが笑顔で食卓を囲めるのは、あなたたちのおかげです。

読んでくださってありがとうございます。お気持ちだけで十分嬉しいです。毎日のご飯作り、共に頑張りましょう!