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リストラーズ強火オタクの忙しい脳内 ⑪星空のディスタンス

はじめに

 突然ですが、「アル中」という言葉をご存じでしょうか。
 おそらく、誰もが「当り前じゃないか」と思うでしょう。そう、アルコール中毒。現在では「アルコール依存症」と呼ばれることの方が多いアレ。しかし、そんなものの話をこんなところでしても仕方がないわけで…。この言葉には他にも意味があるのです。
 それが、「ALFEE中毒」。要するに、THE ALFEEのファンのことです。「アル中」の語感に違わず、熱狂的なファンが多いバンドですね。
 そんなTHE ALFEE が今年、というかもうすぐ、デビュー50周年を迎えるそうです。あまりにもすごすぎる。
 今もなおバリバリの現役で、かつてのヒット曲を何ら衰えのないパワフルさで歌い、演奏するお三方。御年70歳前後というのが、俄かには信じられません。輝きは鈍ることもなく、圧倒的な存在感を放っています。まさにレジェンド!
 そんなTHE ALFEEの名曲を我らがリストラーズがカバーした、星空のディスタンス。脳内実況、行ってみましょう~!

脳内実況

【0:00~0:17】

・今となっては懐かしきフェイスシールド
・今から手に入れる方法ってあるんだろうか
・いや、欲しいわけではない……とは言えなくもない…??
・草野さんの歌声は本当に、単なる声量の大きさではなく、空間を包むような響き方をするよね…
・ビデオリサイタルからの切り抜きなのでMIXが入っていないのに、ハーモニーのクオリティがすんばらしい
・コーラスとリードのバランスと言い、コーラスの中でのバランスと言い…
・後ろの澤田さんの手がカッコいい
・じっと出番待ちの上村さん
・曲調的にも不動になるしかないところ

【0:18~0:34】

・テンポがスローなだけに、この辺りは合唱っぽさがチラチラと
・コーラスの方もしっかり撮影していただけるのが嬉しい
・大西さんの安定感よ
・MIXなしでこれほど楽器っぽいとは
・草野さん、かなりマイクを離しているのにこの声量…!
・これ、布施明さんとか和田アキ子さんとかがやるやつだ!!
・そしてまだ動けない上村さん

【0:35~0:49】

・満を持しての上村さんの入り!!
・かっっっっっっっっっこいい
・ボイパの音がクールでかっこいいのは当然として、手足の動きがもう、最高にスタイリッシュ
・振り付けとかではなく、自然に出てくる動きがこうも洗練されているというのは、本当に熟練の職人技を見ている気分
・目を奪われます
・ある意味、指定された振付以外の部分での加藤さんのカッコよさに重なるものがあるんですよねぇ
・その加藤さんのボーカルの入りも最高
・優しく甘いバラード系の声とも、エッジの効いたアイドルボイスともまた違う、力強くセクシーな男声ボイス
・この多面性も加藤さんの魅力だと思う今日この頃
・続く澤田さんの方が音としては低いんだけど、加藤さんの方が太い声で歌っているのが非常に印象的
・これ、澤田さんがふと目に歌ってしまうと、その後の草野さんパートにつながりにくいとか、そういう理由がありそう
・そして、その上で装飾音を歌い続けている野村さん
・音量をこれだけ抑えながら芯のある安定した声で、細かい動きをし続けるのは高難度というか、実力がないとできないやつ

【0:50~1:01】

・軽やかなリズム隊に乗って、草野さんの歌声が優しく流れる
・柔らかく歌うところと力強く歌うところの対比が好き
・この部分の入りの、野村さんの動きもまた素敵
・コーラス組はみんな自然にリズムをとっているんだけど、大西さんがリズムを取っているのを見かけると、ちょっと良いものを見た気分になります
・配置の問題で仕方ないけど、加藤さんが草野さんに隠れがち…

【1:02~1:15】

・草野さんの歌声、熱量はあっても爽やかで、力強いのに力みがなく、耳に心地いい
・その気になれば粘度高めで重たい歌い方もできる方だと思うので、本当に技術がすごい
・大西さんが刻むビートの正確さが生々しいくらいに伝わってくる
・何がすごいって、リズムや音程がブレないのはもちろん、発声も声量もブレないんですよ
・音の入りから切るところまで、子音によるアクセント以外一定であることが、楽器っぽく感じる理由かもしれない

【1:16~1:28】

・こういう時、脚の開きがちょっと広めな野村さん
・腕もまっすぐ垂直になってるし、動きもパキッととしていてカッコいい
・つま先が開いた感じなのが男性的な印象
・少し腰を落とした感じの大西さんもまた良し
・加藤さん、きっとカッコいいと思うんですけど、見えない…
・あ、見えた
・腕を降ろした後の振り付けのないパート、こういうところ好きです
・個性が出ますよね

【1:29~1:35】

・個人的に、この動画で一番好きなところ!
・予備動作→腕を振りぬく動きに個性があって、見どころたっぷりなのです
・スペースに余裕のある草野さんは、重心が動かず、腕がキレイに回ってる感じ
・予備動作でしっかり体を捻って、振りぬいたときにピタッと止まる大西さん
・いつも思うけどなんでできるの
・野村さんは相変わらずキレがあって力強い動き
・障害物を払いのけて前に進むようなパワーがあってカッコいい
・加藤さん、たぶん振り付けで必要じゃない限りは脚を開かない人なんだろうなぁ、なんて
・腕がかなり後ろまで回っているのは、体幹ごと回っているからかな?
・そして澤田さん
・予備動作の際の手首も大いに気になるのですが…
・体の軸を右後ろに寄せることで加藤さんのスペースを空けて、自分の腕は振りぬかずに上村さんに当てないようにしてる
・澤田さんが気配りの人だと感じられる個人的重要ポイント
・上村さんは振り付けとしては控えめだけど、画角のせいか、スタイルの良さが際立っている…
・男性のスーツにしてはかなりタイトな気がするけど、それがバッチリ着こなせてるのが素敵すぎる

【1:36~1:48】

・やっぱり、上村さん脚長いなぁ…
・完璧なモデル体型
・ベースの重みのある音が効いてる
・この部分の加藤さんのハモリがとても好き
・野村さんの音とはかなり音程が離れていると思うけれど、しっかりと一体感がある

【1:49~2:01】

・大西さん、手が大きいな!?
・いや、知ってたけども
・よーく聴くと聞こえてくる澤田さんの歌声が優しくて素敵
・この動画通して、加藤さんは時々聴こえるけど澤田さんを単独で聴き取るのが難しい
・「会えない辛さ」のところでコーラスがブワッと広がる感じがするのが好き
・たぶん、澤田さんと加藤さんの音が低めのところに移動したからだと思う
・草野さんはいつだって歌が上手いけれども、この部分の歌声が特に好き

【2:02~2:14】

・リズム隊の疾走感!
・コーラスは抑え目にコードを拾う感じで、リズム隊が前面に出てる
・その上を駆け抜ける草野さんの歌声
・イントロの後と同じフレーズだけれども、熱量が違うのが良く分かる
・「叫んでいる」でがなりが入るのも好きです

【2:15~2:29】

・この野村さんのハモリがいいんですよ
・加藤さんのコーラスがとっても甘い
・そこに澤田さんのハモリが入って、音量控えめながらも美しいコーラス
・もっと聴きたい
・何気ないシーンでの澤田さんの手の動きが好き
・横を向いた時の膝の角度も!

【2:30~2:45】

・やっぱり加藤さんのこの声は良い
・甘さよりも強さに振った感じ…
・澤田さん→草野さんのリレーもとても好き
・ずっと装飾音だった野村さんが締めに向けて前に出てくる感じもいいなぁ
・拳を突き上げる動きもカッコいいです
・今更ながら、これ、MIX入ってないし音声別撮りでもないんだよね…
・声量のバランスも、歌いながらの振り付けも、全部リアルでこのレベルというのがすごすぎる
・ううう、リアルリサイタル行きたい…

おわりに

 冒頭に書いた「アル中」ですが、実はもう一つ意味があります。と言っても、たぶん私の周りだけなのですが…。
 学生時代、合唱団の仲間たちの中で「アル中」は「アルト中毒」の意でした。主旋律だと物足りない(たまになら、まぁいいけど)。ハモってなんぼ。長調の曲なのにアルトだけ聴いたら短調っぽいなど、マニアックな動きにテンションが上がる。私も立派な「アル中」だったことを、ここに白状いたします。
 それはさておき。現在70歳前後のTHE ALFEEが50周年ということは、始まりは20歳前後なわけです。我らがリストラーズさんも、学生時代に結成されて20周年を超えたところ。ぜひとも、THE ALFEEの如く、50周年まで、いやそれ以上に末永く、元気に楽しく続けていただきたいと願っています。ファンとして、ついて行けるように頑張らなくては!