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1年で変わったこと

 筆者がリストラーズと出会ったのは、2023年の6月14日。出会った時のことは、前に記事に書きました。(参考:「自己紹介と彼らとの出会いについて。」)
 それから1年以上が経過。今も熱が下がることなく、大好きなままでいます。まさか、ここまでドハマリするとは。いやはや、我ながらびっくりです。
 とはいえ、変わっているものもあったりします。そんなわけで、出会った最初の頃と今で変わってきた、リストラーズの動画の見方や各メンバーの印象などについてまとめてみたいと思います。

1 動画の楽しみ方

 最初の頃は、専ら「音」を楽しんでいました。動画の画面を見ず、音だけを聴くこともしばしば。どうしても音質がよろしくない古いリサイタル系動画を見始めたのはしばらく経ってからでした。もったいない。

 それが今では、基本画面はガン見です。何しろ、情報量が多い。もちろん移動中などは音だけですし(画面を見たら不審者化するので)、音に集中することもあるわけですが、視覚情報も見落とすわけにいかないのです。
 記事を書き始めた影響もあるかもしれませんが、順番で言えばガン見し始めたほうが先。
 何回も何回も見たはずなのに、他の方の感想で新しいポイントに気づけたりするので、本当に、噛んでも噛んでも味が消えない無限スルメ。

 また、音の聴き方も変わってきました。
 元々は合唱団出身のハモリ厨なので、リストラーズの楽曲についても、乱れなく美しいハーモニーを中心に楽しんでいました。
 今は、ハーモニーを楽しむのはもちろんですが、その中から一人一人の声を拾い出そうとするようになりました。あまりにこだわりすぎるとハーモニーを聴けなくなるのでほどほどにしてますが、最近の動画では大島さんのMIXがメンバーそれぞれの声が分かりやすい方向になっているので、耳が幸せです。

2 各メンバーの印象

① 野村さん

初期の印象:高音が透き通っていてとてもキレイ。女性アイドル可愛い!
今の印象:ストイックでプロフェッショナルなエンターテイナー。凛とした強さがカッコよすぎる…!

 最初のうちは、高音キレイ!かわいい!!でした。「セーラー服と機関銃」の透明感溢れる歌声に心を打ちぬかれ、女性アイドルに違和感がないほどの振り切りぶりに自分の脳の正常性を疑ってみたり。ただその後、それだけではないことがどんどん見えてきて…。振り付けの完璧っぷりに気づいたあたりから、さてはすごい人だな??と思い始め…。端々にのぞくリーダーシップとか、物おじしない態度とか…!
 今となっては、底の知れなさに震えます。Xでは時折お仕事関係のポストも流れてきますが、時として、あまりのカッコよさに崩れ落ちそうになります。何より、心から仕事を楽しんでいそうなところが眩しい。見ていると、いつの間にかこちらも背筋が伸びている。最高に推せます。 

② 草野さん

初期の印象:ちょっと強面な「親分」タイプ。めちゃくちゃに歌が上手い!
今の印象:包容力のある温かい人。敢えて自分をいじられポジションに持っていく懐の深さよ…。歌唱力に余裕があるから、表現力がすごい!

 何と言っても「プレイバックPart2」のお怒り上司モードの印象が強く、第一印象は豪快な「親分」タイプ。
 しかし、笑顔がキュートなところや実際には細やかな気配りの人であるらしいことが見えてくると、かなり見え方が違ってきました。
 リーダーである草野さんのお人柄が、リストラーズというグループの在り方に与えた影響はとても大きいものだと思っています。リストラーズを家族に例えるなら、草野さんはパパではなくママ!

③ 加藤さん

初期の印象:渋い印象の外見と甘い歌声のギャップ…!声に酔いそう…
今の印象:雰囲気が柔らかくて優しい癒し系。自然体な感じでホッとする。若返りがえげつない。

 初期のヘビロテ動画「初恋」の印象が強く、見た目には威厳とか貫禄とかを感じていたはずなのに、何ということでしょう。どう見ても10歳以上若返っているというミラクル。
 また、加藤さんの魅力の一つは身のこなし。振り付けをしっかりこなすときはもちろん、何気ない動きがいちいちサマになっているのは、もはやズルいです。
 やってることが多すぎて絶対に忙しそうなのに、いつでも穏やかなお人柄も魅力的。癒し系とはこの方のためにある言葉では?

④ 澤田さん

初期の印象:コーラス隊の低音担当。元気で腰が低い後輩キャラ?
今の印象:音域がめちゃくちゃ広いオールラウンダー。誰より細やかな気配りの人。ガタイが良くてパワフルで、面倒見の良さそうな兄貴タイプ!

 初期と一番印象が変わった人かもしれない。いまだに在宅初期のあの髪型(カリメロ風)が180㎝オーバーの体格に乗っかっている状態が想像できません。
 それはともかく、コーラスの中で一番低い人と思っていたら高音域もかなり広くて安定感あるし、ベースもできるし、たくさん編曲もしてるし、動画編集までできちゃうという、守備範囲の広さは圧倒的。典型的パワーヒッターかと思ったら、ポテンヒットを許さない守備力の高さが光るタイプでもあった…。長打力&守備力がどちらもハイレベルって、すごくないです!?

⑤ 大西さん

初期の印象:鉄仮面のような無表情でクールな人。なのに特撮で突然燃える、謎の人。
今の印象:特撮のほうが地に近そう。肩の力が抜けた感じの自由な人。ちょっとトラリス君似。

 動画の歌唱部分だけを見ていた時は、大西さんは無表情でクールな印象でした。普段もあまりしゃべらないんだろうなぁ、と思っていたのです。
 後になってリサイタル動画のMC部分を見たり、XやFacebookでのオフショットや最近の動画を見ていると、お茶目さんなのが分かってきました。ユーモアという言葉が良く似合う気がします。
 さらに、特にベースの発声やらをいろいろ想像するようになると、単に声が低いだけではなく、圧倒的な技術が見えてきて…。まだまだ奥が深そうです。

⑥ 上村さん

初期の印象:とっても真面目で無口な職人系。そしてシャイ。
今の印象:あったかくて優しそうなリストラーズのパパ。シャイだけど良く笑う人。

 上村さんも、必要以上に表情を変えない無口で朴訥とした人というイメージでした。俳優に例えるなら高倉健さん的な感じ。そして、演奏中の真剣な表情もあって、「笑う」というイメージがあまりありませんでした。
 ところが、動画が増えるにつれて、上村さんの笑顔を見る機会も増えてきました。これがまた、とっても優しそうで穏やかな表情なんですよね…。リードの際の歌声も優しくて癒し効果抜群だし、落ち着いた大人の男性、という感じ。元から超絶技巧(筆者にとっては)なボイパ職人であらせられるわけですが、これに大人の優しさと落ち着きが加わって、何この人カッコいい、となるわけです。

3 筆者自身のこと

 まず、メンタルの安定性が増しました。リストラーズだからというよりも、「推し」の存在ってそういうものですよね。仕事でちょっと大変なことがあったとしても、動画を1つ見れば平常心、3つ4つ見ればかなりアクティブなテンションに早変わり。また、その「推し」がハイスペックサラリーマンなところも影響大。

 もう一つ変わったと言えば、カラオケ(専らヒトカラですが)の選曲が一気に昭和になりました。歌い方なんかも、かなり影響を受けたというか、自分なりに課題だと思っていた部分にヒントをもらえたりして、たぶん彼らに出会う前とは違う声で歌ってると思います。

4 終わりに

 今の筆者の生活において、リストラーズの存在はとても大きなものになっています。生活の基本の一部というか。無くなっていただいては困る…。
 YouTubeのチャンネル登録者数がこの1年ちょっとで急激に伸びたとはいえ、元々学生時代から20年にわたって続けて来られた活動。環境が変わってしまっていないかと心配ではあるけれど、たぶん彼らのことだから、それなりに現状を楽しんでいただけているのではないかと希望的観測をしています。
 とはいえ、ファンの一人として、彼らはもちろん、彼らのご家族ご友人にもご迷惑を掛けず、不快な思いをさせないような推し活を心がけたいと思う今日この頃。大人だからね!!