Testkizi

undertaleというゲームのサンズが好きでして。
普段はゆるーい態度でふざけた駄洒落ばかり言ってる変なガイコツさんですが、ストーリーのとあるシーンでは主人公に審判を下すという超シリアスな役割を担っています。そんなギャップにやられた人も多いだろうし私もそんな1人。

あんな魅力的なストーリーやキャラクターを作るにはどうしたらいいのかなと考えたりしています。

そんな時に思い出したのがこの本。


数々の有名脚本家を世に送り出してきたというすごい人が書いた本です。

良いストーリーは古典的な型に沿って作られるなんて言われてます。
英雄の旅とか王道とか言われたりもしますね。

物語は契機事件に始まり、段階的な混乱(進展)を経て、引き返せない地点にたどり着き、重大局面を迎え、クライマックスという流れに沿って作られているとのこと。

Undertaleのストーリーを超ざっくりまとめると、
人間界からモンスターの世界に落ちてきた主人公の人間が、元の世界に帰るために世界の境界線であるバリアを破って帰るために冒険するというストーリー。

ストーリーの契機事件は人間がモンスターだけが暮らす世界に落ちてきたこと。
段階的な混乱は色々なモンスターと出会い、モンスターと仲良くなって進むか、倒して進むかして世界の秘密を知っていく。
引き返せない地点では、帰るためにはモンスターの王様を倒さなければならないが、モンスターの世界は王様を失ってしまう。
重大局面では王様を倒すのかどうかの究極の二択を迫られる。
そしてクライマックスで衝撃の展開。
という流れ。

主人公の選択によってエンディングが変わるってところはよくあるマルチエンディング。もちろん王様を倒すか倒さないかでストーリーは変わる。
面白いのは、モンスターを倒すという普通の王道ストーリーを後味の悪いバッドエンドに感じられるように作られているところ。

ファンによる二次創作も多く作られていて人気の高さがよくわかるんです。

たしかクラウドファンディングで資金を調達して作られたゲームだったはず。

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創作用

100円

凡ゆるもの。

Thanks a lot