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地方銀行から公務員になった男性の体験談!

私は関西の大学を卒業し、地元岡山県の地方銀行に就職しました。最初は広島県東部の支店に配属され、融資事務や法人営業を担当していました。

2年目の春から転職活動を始め、同年12月に転職先から内定をいただきました。翌年2月で銀行を退職したので、2年11ヶ月の勤務経験があります。

地方銀行は日々のノルマが辛い!

元々地方銀行を志望したきっかけは、「ずっと地元で働ける会社に勤めたい」という動機でした。「県外の転勤がなく、給与や待遇の良い会社」という軸で探した結果、地方銀行がベストだと判断しました。

しかし、特に金融業界に興味があったわけでもなく、会社や業界のことをよく知らずに就活をしたので、入社後のギャップは大きかったと思います。

特に負担を感じたのは、ノルマに関してです。クレジットカードや金融商品、保険など、内勤のうちは達成することが難しく、成果を上げられずにいました。

上司からは「いつ、どこで、どれくらい成果を上げるのか」を毎週のように詰め寄られ、精神的なプレッシャーでよく胃を痛めていました。

挙げ句の果てには、「できないなら親や友達、誰でもいいから取ってこい!」と言われ、この頃から会社に疑問を感じるようになったのです。

外面では「地域密着で価値のあるサービスを提供します!」と謳っていますが、こちらから無理やりお願いするようなサービスに、価値があるのだろうかと感じていました。

就職活動の時に利用した転職サイトはリクナビネクスト

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私が就職活動中に利用した転職サイトは「リクナビネクスト」を利用しました。

転職の選択肢は公務員試験を中心に考えていたのですが、念の為ということで転職サイトも登録してみました。

学生時代の就職活動も「リクナビ」を利用していたので、使い勝手は良かったです。条件の絞り込みや会社の詳細を調べるのも便利でした。

ただし、検索結果で出てきた会社は聞いたことのない会社が多く、条件等を見ても「何か裏があるんじゃないか」「本当にこの待遇が待っているのか」と勘ぐってしまうことが多々有りました。

そのようなことを考え出すと、転職サイトの利用頻度は徐々に減ってしまい、公務員試験の勉強一本に集中するようになりました。

転職サイトを見て感じたのは、やはり転職サイト上の情報だけでなく、勤めていた人のレビューを調べたり、実際に会って話を聞くことがベストだということです。

そうでないと、また入社後のギャップが生まれてしまい、再び転職をする羽目になってしまいます。

地方銀行から公務員に転職して良かったこと悪かったこと

転職後は地元の市役所に勤務しています。転職サイトを見てもピンとくる企業に出会うこともなく、次第に転職サイトの利用も減ってしまいました。

その代わり、地元の市役所の採用試験を受けるため、試験対策の勉強をする時間をつくりました。その結果、採用試験には一回で合格することができました。

転職して良かったことは、精神的な負担が大幅に減ったことです。公務員は非営利組織のため、無理やり商品を売りつけたりすることはありません。

上司にノルマを詰め寄られることがなくなったことで、かなり働きやすくなったと思います。

反対に悪かったことは、組織の体質が古いところです。田舎の市役所なので、未だに前時代的な考え方や慣習が残っています。

「残業するのが美徳」と考える職員がいたり、「仕事は見て覚えろ」と考え、ろくに部下を教育しない職員もいます。

これは特に年配の職員に見られる部分なので、次第に改善はされていくと思いますが、この点に関しては銀行の方が優れていたと感じました。

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