降谷建志以来、20年ぶりに現れたカリスマ。常田大希。

今を時めく、King Gnuのブレイン常田大希。

彼は、僕の中で降谷建志（Dragon Ash）以来のカリスマだ。日本の音楽界での革命家になるだろう。

私自身の出会いは、VinylのMVが気になり、sympaのアルバムが出るとのことで、ティザー映像でその振り幅に感服し、Slumberlandの常田さんで、完全にノックアウトされた。

白日もリリースされ、こいつらホンモノだと感じた。ブラックミュージックを根幹にし、非常に自覚的にポップスを鳴らしている。J-Popであえて、勝負してきている。デカくなるために。白日の大ヒット、僕らはもう彼らの手の上で踊らされている。

ブレイン常田大希は、学生の頃、母親のコートがダサいからと、ペンキで塗り替え母親にブチギレられた。ベースの雑誌のコンテストで優勝するもその賞品のベースを売り飛ばし、雑誌編集社に怒られたりと。エピソードにも事欠かない。

当然、東京藝大、小澤征爾の楽団に所属と申し分ないポテンシャル。大学は将来箔をつけるためだけで、中退しているのだから一般人には追いつけない生き方だ。

流行っているからと、表層的に聴くのは勿体ない。じっくりと味わうべきだ。

音楽の振り幅にも驚かされ、Dragon Ash以来と感じたのもそのせいだろう。（大体のアーティストは、3曲も聞けば大概お腹一杯になってしまうたちなので。）

実際、昨年のあるフェスでは、Dragon AshのFantasistaのカバーを披露している。めちゃくちゃ嬉しかった。今、もう一度やってくれたら、若い子にもDragon Ashが広まらないかなと切に願っている。

millennium paradeでも活動しているが、今後、King Gnuとミレパに留まらず、日本の音楽界を変えていってくれると信じている。

なんせイケメン。笑