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入社してから一度目の辞めたいと言うまで

まず、入社するまでの経緯を説明します。

元々都会で働いていたのですが、コロナの影響で仕事がなくなり、地元に戻って仕事を探すことにしました。

そこでブラック企業を見つけたわけです。


業種は以前と全く違うものですが、母、妹も関係のある業種であり、二人の会社がしっかりしているため、そのように労働環境もしっかりしているだろうという推測で面接を受け、入社を決めました。


入社時

入社前日までの連絡で入社時に何か必要なものがあるのか確認しましたが、何も必要ないと言われたことにまず、違和感を感じました。

アルバイト、正社員の入社時には、年金、社会保険の加入に必要な書類、労働条件の書類への捺印などがあるはずです。

後日必要になるのかな?と思いながら入社の説明を口頭で聞きましたが、制服の説明ぐらいで労働条件の説明は全くなかったはずです。

その時は後日ちゃんとした書類が配られるだろうとおもっていたのです。しかし、そんな書類は全くありませんでした。


それでも同期入社した人もいますし、先輩も普通に働いていましたし、皆さん本当にいい人ばかりでしたので、大丈夫だろうと思いました。思ってしまっていました。

一ヶ月後

その後、慣れない業種を必死に覚えようとしながら一ヶ月たった頃。

社長から話があるからと言われたのでやっと年金や保険の加入や正式採用の話になるのかと思いました。

しかし、違いました。

「あなたの技術は未熟すぎるので、雇用期間を延長したい」

ということでした。初めての業種で私も慣れないけれど頑張ったけれど、中々覚えることができませんでした。

対人業務で、業務が終わったあと対応したお客様が社長に、

「あの人、いい加減仕事を覚えることができないの?」

と言っていたということを聞いたこともありますし、頑張ってるけれど未熟なんだろうとも思いました。

雇用期間の延長は納得できます。

だけど、雇用期間の延長っていつまでなんだろう?

雇用契約も結んでいない、社会保険も年金も未加入。技術も全然駄目かもしれない。これ、このまま駄目だって判断されたら首にされて終わりではないか?と思いました。

求められている技術は専門的なものですし、これ以上人に迷惑をかけられない。

なおかつこんな不安定な状況で労働したくない。

そう考えたわたしは、次の日、技術をつけるのが難しいという理由で社長に退職したいと申し入れました。

しかし、それは受理されず、

「もう少し続けてみてほしい」

といわれました。あなたが努力しているのはわかるから、頑張ってみてほしいということだったと思います。

まあ、もう少し頑張ってみてもよいのか?流石に進退を決めるのは早すぎたかもしれないと思い直しもう少し頑張ってみようと思ったのです。

でも、今まで経験したことのないことに違和感を感じていました。

どうして雇用契約は未だ結ばれないのか?保険の加入や年金はそもそもいつになるのか?

不安ではありましたが、まだまともな会社だと思っていたわたしは、続ける判断をしました。

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