ゆるキャン△はいいアニメって言いたい。

１ヶ月ぐらい前に見て、頻繁に見返してます。
もともとほのぼのアニメが好きで、同じ作品を何度も見返して見る方なんですけど、どの話を見てもストレスを感じないって言う作品は少ないんです。
これは個人的にですが。
でも、ゆるキャン△は本当に１話もストレスを感じず見られるのです。

最初は、「よくある可愛い女の子がワイワイ一緒にキャンプするアニメかな」「ああ、この子、私もしかしたら苦手かもしれないな」なんて思いながら見始めました。
でも、見終えて驚いたことに誰一人として「苦手かも？」と思うキャラはいませんでした…！

好きなアニメはいくつもありますが、一つも嫌な気持ちにならない作品というのはあまりありません。咄嗟に名前を出そうとしても出て来ません。

いい子しかいないアニメと言えば、なんだか人間味がなくてつまらないような気もしてしまいますが、『ゆるキャン△』のキャラクターがみんな「正しい行いをする子」という意味のいい子だとは思っていません。
ただ、作品によくいる、「過度に目に余ることをしでかすキャラ」はいないと言ってもいいかなと。（限度は人によって違うでしょうが）

全員のキャラが立ちつつ、誰も貶めることなく、ストーリーが成り立ち、おもしろい。

これはすごいことだと思うのです。

大抵どの作品にも、『正しいキャラ』の優しさを引き立てるための『悪役』は多かれ少なかれ存在します。時に、キャラクター性だったりやらかし行為だったり、『悪』の大小はありますが、ほのぼの作品の中にもそれは見られるもの。気になるか気にならないかは人によると思いますが、ゆるキャン△の中にはそういうのが一切…一切というと持ち上げすぎかもしれませんが、私はほとんど気になりません。
本当に少し、わずかに「おいおい」と思うことがあったとしてもそれを取り返して余るだけの良さをキャラクター全員が持っています。
アニメを見終えて原作を買ったのですが、原作でも同じです。

アニメは、作品を彩る音楽もよくて、食べるご飯もおいしそうで、景色も綺麗。
アウトドアが苦手な私が「キャンプしてみたい」「冬キャンプいいな！」って思うようになりました。（これは影響されやすいだけ）

ほのぼのが嫌いな方にはオススメできませんが、心がささくれ立っていたり、疲れている人にこそ見て欲しいアニメです。

今度は内容にも触れた記事を書きたいです。