薬局におけるクレジットカードと電子マネー支払いについて
paypayがテレビコマーシャルをどんどんと打ち放ち、LINE Pay、Origami PayなどQRコード払いが急速に知れ渡るようになってきました。
薬局でもこれらを導入するべきかどうかについて考えていきたいと思います。
そもそも医療機関である薬局がQRコード払いを導入してもいいのかということですが、
結論としては、「やむを得ないので大丈夫だと思う」でいいかと思います。
ポイント付与に関してはこのように厚労省から通知されています。
https://sagasudi.com/201905121
この解釈は「直接のポイント付加はダメよ」ということかなと思います。例えばスギポイントは直接ポイント付加ですが、クレジットカードなどは間接ポイント付加です。患者の支払いから薬局に直接ポイントが入るのか、クレジットカード会社を経由して間接的にポイントが入るのかという違いですね。
QRコード払いはクレジットカードと同じように間接的にポイントが入るので、大丈夫なのではということです。
https://mf.jiho.jp/article/196585の記事で、厚労省の委員会の中で、キャッシュレスの推進はやむを得ないと判断されています。
薬局にとってのメリット
・お金を受け取ってお釣りを渡すまでの時間が短縮できる。
・高額の現金を薬局におくリスクが減る
・お金を数えたり管理する手間がなくなる
デメリット
・売り上げ金の回収が遅れる
・手数料をカード会社、QRコードの会社に支払う必要がある(3〜4%程度)
QRコード払い‥LINE Pay、Origami Pay、メルペイ
カード型‥WAON、SUICAやPiTaPaなどの交通系
スマホ型‥Quick pay、楽天edy、iD、d払い
銀行も両替に手数料かかるし、電子マネーの支払いを進めて行くべきです。
当薬局ではかなり前からWAONと楽天edy、各社クレジットカードが使えるようになっています。ドコモd払いは2018年から使用できるようにしました。
今後はLINE payも使えるようにしていきます。
airregiを使っているので、それに付随したサービスを使っていく予定です。https://note.mu/blackacademic/n/nd102e69b4cfd
主婦層に人気なのがWAONです。
年配の人もわりと、使っているので、薬局で使用されるのが最も多いのではと思います。
あと数年すれば、どこの薬局でも使用されるようになると予想されるので、早めにすべき導入だと思います。
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