幸せに生きるってとてもシンプル
寒い冬から暖かい春へ、樹々は芽を伸ばし花を咲かせ彩り豊かなでキラキラした景色は優しさや愛が散りばめられたムーミン谷の春の訪れを想像させる。
窓の外の現実世界では風が吹き荒れ、開花した花をまき散らし、体のエネルギーを奪っている。
時に自然界は優しい舞台ばかりでなく思い通りにいかずあんだかんだとお花畑ばかりではいられなくなり屈折したり挫折したり
幸せの充満
とある日のとあるコンサート会場。後方正面席、全体が見渡せる。
演奏者に向けて送られる拍手。終盤に差し掛かるにつれて拍手の音量も気迫も増して会場全体に拍手が響き感謝や喜び、個々がそれぞれに感じている幸せの気が舞台に向かって発せられているのを感じた。
「人生ってものすごくシンプル」
私たちは便利をとことん追求し文明を発展させてきたし今でもそれは発展途上。
クリックひとつで物が手元にやってきたり、冷蔵庫が喋ったり、車が自動で走ったり、最近では考えたり学ぶことなしに知識をまとめてくれるらしい。
子供の時代の自分に見せたら「こりゃ魔法だ!」とのけぞり変えるだろう。この先もどんな魔法が生まれて魔法は科学であることを思い知るのだろう。
こんなにもモノに溢れた時代の中でも素直な感謝の気持ちを伝える行動は「拍手」
みな懸命に拍手している。手が痛い。それでも感謝を伝えたくて打ち続ける「拍手」
その姿は何百年も昔から変わらない、なにも道具を必要とせずとてもシンプルな動作、なんだか不思議な空間
モノに依存してしまえば、もっともっとと競い合いよいもの、便利なものを追求する。
だけど本当に伝えたいことはここにあるもので充分。
ありがとうの拍手
ありがとうの握手
ありがとうのハグ
あれがないこれがないあれがないとこれが出来ない。モノが増えれば増える程そこにあるのは幸福感でも満足感でもなくてただの欲。
あれだこれだとこねくりまわさずシンプルに伝えればいい。
幸せに生きるってとてもシンプルなところにある。
きっとね。
自分へも拍手、シンプルに付き合って自分を愛でるん♪
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