資産1億円小金持ちへの道、(株式編その1)なぜ株式投資が必要か、その理由

おはこんばんは!!Yumi姉さんだよ(^^)/
今日は株式投資の最初のお話だよ
やっと投資noteっぽくなってきたね
じゃ、はじめるよ

世界は会社でできている

まず会社とくに株式会社なんだけど、この世界は株式会社で出来てるって思わない。朝起きて歯磨きの時の歯ブラシから通勤の電車からスマホからお昼にコンビニで買ったお握りから、ぜーんぶ会社が作ってるでしょ。
いま私たちが結構豊かな生活ができるのは必要なものを会社(特に株式会社)が全部作って供給してくれるからなんだよ。江戸時代とかと比べてもとんでもなく豊かだよね。その豊かさの源が「会社」なんだよ。

会社をやるにはお金が必要

その今の社会の中心の会社なんだけど、会社をやるにはもちろんお金が必要だよね。大きく分けると機械とかパソコンとかトラックとかを買うのに必要な設備投資資金とかと毎日原材料を買ったり従業員に給料払ったりする運転資金に分けられるけど、このお金の出所は大きく2つ。
一つは株式出資とかエクイティなんて言ったりもするけど、こらは「ある時払いの催促なし」、儲かった時は配当を払うけど、儲からなかったら何も払う必要なし。ただし配当の額は儲かれば儲かるほど増える可能性があるんで、ある意味「青天井」なんだよねΣ(・□・;)。
もう一つは債権、業界人はしゃれてデットなんて言ったりするけど、銀行からの借金の融資とかあと債券を発行して調達する場合なんかがこれ。こちらは決まった金利の支払いが必要で、満期になれば元本も返済しなければならない。会社が赤字で利益がなくても金利の支払いは止められないとうわけ。

まとめるとこんな感じ
株式:期限なし、元本返済不要、配当の支払いは基本儲かった時だけ、場合によっては青天井
債権:期限あり、元本返済必要、赤字でも利子の支払い必要、金利はあらかじめ決められている、スンゴク儲かっても増えない

ポイントは余分に儲かった利益は全部「株主のもの」と言う点

会社の借金が株式が有利な素

ということで一見すると債権(融資とか債券)の方確実で有利に思えるかもしれないけど、株式の有利な点は会社が借金してること。これをレバレッジっていったりする。
例えばある会社が全部で100億円ぐらいお金遣って経営してたとして、そのうち2割の20億円が株式で調達、残りの80億円が銀行からの借金(つまりデット)で金利が1%だったとするよね。
もしこの会社が1年間で10億円儲けたとすると…
銀行への金利の支払い…80億円の1%=8億円
株主の利益…10億円-8億円=2億円

ここから普通は税金が40%ぐらい取られるんで
法人税…2億円×40%=8千万円
株主の配当…2億円ー8千万円=1憶2千万の儲け
利回りで表すと
1億2千万÷2億円=6%!!ってことになる
*実際はここから税金を2割引かれるんで更に減って
9千6百万(利回りだと4.8%)になっちゃうんだけど、それでも借金の利率の1%に比べると5倍近くで大分高いよね

なんで高いかっていうと100億円のお金に対して10%の10億円儲かってるんだけど、融資の借金への返済は80億円の元本に対して1%の8億円だから利益の残りの2%が株主のものになるから、20億円の出資に対して10%の利益率。こらが株式投資が有利になる素なんだよ。以外にカンタンでしょ。ちなみに同じ利益で100億円に対する借金の比率が高ければ高いほど株主の利益が大きくなるでしょ。もちろん利益が出なければアウトだけどね。
ていうかアウトになる可能性を我慢する見返りにリターンが高くなってる。これをリスクプレミアムって言ったりするみたいだね。それから実際に配当しないで会社の中にお金を留めて置くと配当にかかる税金部分が節約できるんで、実は配当しないほうが有利な場合が多いんだけどね。

経済成長率が利率より高いとその分は株主のものになる

もちろん個々の会社が儲かるかどうかは神のみぞ知るなんだけど、世の中にある会社全体では経済成長率(細かく言うと名目成長率)が利率と同じぐらいなら余った分は株主のものになるイメージ
*実際には借金の比率(上の例だと80%)と借金の金利の利率と会社の利益率(正確には総資本利益率ROA)との関数とかになるんで、ちょっとややこしいけどあくまでもざっくりね)
この前どっかの財務大臣が内部留保に課税するとかほざいてたけど、内部留保ってのは株主の財産で、しかも法人税一回払ってるんだから、そこに課税するってのは、バカかと思ったね。

政府の取り分(税金)は減少傾向

ちなみに利益が増えると税金も増えるんだけど、グローバル化の影響で企業の利益に対する税金の法人税は全世界的には引き下げ傾向。何年か前にパナマ文書ってスタバとかAppleとかがタックスヘブン使いまくって、法人税をあんまり払ってないのが暴露されてたでしょ。節税させるよりは、法人税を下げて自国で税金払ってもらう方がいいってことで、全世界的に法人税の引き下げ競争になってきてる。あと配当への税率は日本でも20%でしょ。給料への所得税は累進課税最高55%(地方税込)で、消費税もかかってと、庶民から税金搾り取ってるのに、法人は税金が全体的に安くなってる。逆にグローバル化の影響で、給料は世界的に平均化されてきている。同じ仕事なら中国人と日本人とインド人は一緒って感じ。サービス業は工場みたいに移転出来ないんで、平均化しないって説もあるみたいだけど、LCCとかスマホとかが普及して人の移動が楽になってきてるんでそれも怪しいよね。逆にグローバル化の影響で企業の利益は鰻登り。要は、株式を保有していないと、どんどん貧乏になっていく感じ。これが最近話題の格差のもとなんだよ。

国全体というか世界全体で考えると株式が断然有利

ということで、将来も世界全体の経済が今のペースで成長し続ける限り株式投資がレバレッジ(借金)の分だけ預金(融資、債券)より断然有利になる。
ちなみに経済成長が続くかどうかも神のみぞ知るなんだけど、一応理屈で考えると人口が増えて、必要な資源があって(石油とか)、あと温暖化とかの環境破壊がある程度コントロールされて、核戦争とか共産主義とか変なことが起こらなければ経済は成長し続ける可能性が高いかな(というかこれに賭けるのが株式投資)。皆がご飯を食べ続けて働き続けてスマホを使って、買い物し続ける限り、どこかの会社は存続し続けるんで、そのどこかの会社の株を持っているとあなたのお金は増え続けるという理屈。

世界が滅亡しない限り株式投資が必要

もし世界が核戦争とかノストラダムスとかみたいに滅亡しないで世の中が存在すると思うなら投資の主力は株式投資になる。もし世界が滅亡したり北斗の拳みたいになるんだとしても、そうなれば株も預金も全部パーになる可能性が高い(その場合は金とかしか残らない)んで、もし世界が滅亡すると信じているとしても株式投資が有利っていうことになるよね。

(長くなったんで、続く)


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