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(コラム)台風水害「イ〇ンモール」原因説

こんちはー、
ご無沙汰ぶりです、ユミ姐さんだよ。
第風19号すごかったね。
みんな大丈夫だった(^^)/
ところで、台風の被害に関して面白い話を聞いたんで書いとくね。

珍説:水害の原因は、なんと「イオ〇モール」説

今回の台風19号では、千曲川とか阿賀野川とかが氾濫して、一杯家が水没してるでしょ。実はこの水害の原因がイオ〇ンモールとかのロードサイドの巨大商業施設だってんだよ、知ってた( ;∀;)

そもそもの始まりは「大店法」

田舎に行くとイオ〇ンモールとかの巨大商業施設が田んぼのど真ん中に立ってることってよく見る光景だよね。でもよくよく考えると何であんな「田んぼのど真ん中」に建ってるかって不思議じゃない?
この原因が「大規模小売店舗法」略して「大店法」ってやつ
昔ながらの商店街を守るために市街地とか既存の商店街の近くには、モールとかスーパーとかを作らせないって法律。
この法律があったために特に地方都市では、モールとかホームセンターとかの巨大商業施設が郊外の田んぼのど真ん中に林立することに。

イオ〇モール中心に街が形成される

本来ならモールとかホームセンターを郊外に追いやることで、既存の商店街を守るはずだったんだ、だけど意に反して起こったことは、モールを中心に新しい街が出来てしまったってこと。買い物に便利だし国道に近いし、おまけに巨大な駐車場があるんでモールを中心に安普請の建売住宅なんかが急増してニュータウンが自然発生的に形成されてしまった。

守るはずの旧商店街は、「シャッター通り」に

半面、「大店法」で本来守るはずだった「商店街」は、駐車場が狭いし、車での交通の便が悪いとかあって、あっという間にシャッター通り商店街に

イオ〇モールを中心にモータリゼーションが拡大

本来モールを郊外に追いやって不便にすることで、商店街を守るはずだったのに、逆効果になっちゃった。モールで買い物できるようになると、地方のモータリゼーションが一気に拡大。商店街はますます廃れることに。もう駐車場がないところには、誰もいかない事態が発生。

結果、水害の危険が高い場所に住宅地が広がる事態に

本来、イオ〇モールがあるような場所って川沿いの低地の元田んぼだった「水害危険地帯」。その周りに人口が集中してしまうという皮肉な事態になっちゃった。もともと地方都市では駅とか商店街とか学校、あとお寺のあるような旧市街地が標高が比較的高くて安全な場所。元々の住民はそれを経験的に知ってたんで田んぼのど真ん中には家なんか建てなかった。ところがその辺の知識のない「情弱」な人たちが、買い物が便利で駐車場があるモール周辺に集まっちゃった。
今回水没した地帯の空撮とかを見ると地形が驚くほど似ているのはこのせい。

バカな市長が市役所をモールの近くに移転

ここまでなら、まー「情弱」の可哀相な人たちで話が終わるんだけど、ここで見過ごせない事態が。
それは、最近このモールの近くに病院とか老人ホーム、はては「市役所」まで移転してしまう自治体が出てきていること。これも車での利便性を考えたことなんだろうけど。本来災害拠点になるはずの「市役所」まで一気に水没してしまうという事態に( ;∀;)
一番有名なのが「鬼怒川大水害」で有名になった茨城県の常総市。市役所ごと水没してしまった。

イオ〇モールが「ノアの箱舟」に

さらに皮肉なのが、モールが水害の際の「ノアの箱舟」になったこと。川沿いの低地なんで堤防が決壊すると逃げ場になる高台が無い( ;∀;)。最後の拠り所となったのが皮肉にもイオ〇モール( ;∀;)。立体駐車場に車ごと避難して難を逃れた人が大勢いるそう。

農地転用や市街化調整区域の解除による利権も

地方出身者によると、このイオ〇モール現象に裏には、農地転用や市街化調整区域の解除による利権もあるらしい。
本来モールがある地域は、農地だったり市街化調整区域で住宅の建設は出来ないはず。ましてや病院とか老人ホームなんか建築が制限されてるんだそう。ところが、地方自治体ではこの土地の利用制限がバンバン解除されて宅地に転用されてるらしい
当然、利権が絡むので政治家が暗躍。
これが最近の水害被害の遠因なのでは・・・

だそうです。

まとめ:みんな、ハザードマップを見て自分の身は自分で守ろう(^^)/




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