「Small Business」出来ることから始めてみよう【MUPうさぎクラス】
「小さい中で探せばビジネスになる」
「小さく新しく何かを始める」
「出来ないやつが出来る奴の真似をするな」
「今出来ることで十分始められる」
「ビジネスの原点とは、『需要と供給』」
「なるほど」と、頭で理解出来ても、「ビジネス」となると
実際に行動に移すことは難しいですよね。
そう考えてしまう人が殆どだと思いますが、
今回の『Small Business』というテーマは、
「ちょっと行動してみようかな?」と背中を押してくれる内容になっています。
MUPで勉強している人なら、
Webサイトを作成するスキル
Youtubeを発信するスキル
Instagramを活用するするスキル
など、たくさん人には出来ない能力を持っていると思います。
何かを始める時に、
「自分にはない」資格がない、学歴がないというのは関係なく、
変えるべきは「自身」でなく「やり方」ということ。
何を売るか?でなくどこで誰に売るか?
では、どうやっていくのか?
すぐにやるにあたって3つのルールを守るだけで始めることが出来ます。
①コスト戦略
(隙間ビジネス)(クロスコスト、チラシ)
ビジネスを始めるにあたってお金(資本金)は必要ありません。
コストを持たない仕組み
①隙間ビジネス
お店などの遊休時間、お店や施設の遊休スペースを探すことで隙間ビジネスを始めることが出来ます。
近所の喫茶店や居酒屋の開店前や閉店後、
駐車場スペースなど、時間と場所を持て余していることは良くあります。
例えば、お寺+ヨガ
➡マッチングスモールビジネス
お寺の施設内の場所をお借りして、ヨガ教室を始める。
お寺も古いものを守りたいなら新しいものを取り入れるという考え。
両者の意見が合致することでお互いメリットになるビジネスが生まれます。
このように、日常にあふれる「需要と供給」を観察してマッチさせるだけです。
例えば、
・コンビニ(地域との関りがない⇔駐車場スペースがある)
・八百屋(地域との関りはある⇔良い立地のスペースが欲しい)
➡コンビニの駐車スペースで八百屋の「日曜朝市」を開く
このような発想だけでも、どんどんビジネスが生まれてくる。
最近のスタートアップの傾向はコストが要らない会社が多く、
投資家は頭を抱えている人が多いとのことです。
また、少ない出費でもやり方を変えれば効果は何倍にもなるという
「クロスコスト」と言う考えもあります。
チラシを配るに当たって、
3,000枚 4万円のコストがかかる場合、
一人一人に配ると、3,000枚 4万円のコストのまま
一つ一つの事業所(職域)に配れば、18,000枚 4万円(約6倍)の効果になる。
このように、何かを売るということではなく、
何かと何かを掛け合わせることで、ビジネスや生産性が飛躍的に上がっていくことが可能です。
※地域ビジネスを始めるにあたっては、
必ず地域LINEグループを作り、横のつながりを持った方が生産性が上がります。
②動的価格(DP)戦略
(プライス思考法)(スキル前後プロセス)(VALUE理解)
スモールビジネスが勝てる戦略はDP(Dynamic Price)以外ない。
ビジネスにおいての価格戦略はもっとも重要です。
・失敗する価格決定
✖ 店の場所を決める ➡ メニューを決める ➡ プライシング
これは素人ビジネスマンの思考で、
最後にプライシングをしては絶対ダメ!!
二つの重要なライン
・損益分岐点
・HAPPY LINE
自分の目指したい売上目標から決定する。
この二つの重要なラインを設定しなければ成功は生まれません。
◎HAPPY LINEの設定方法
①いくら利益を上げたいのか
②日々の経費はどれだけかかるのか(人件費、家賃、電気水道代など)
③それに対していくら粗利(売上ー仕入)が必要なのか
➡上記の流れを周到して、最終的にプライシングする
「相場を見てプライシングするのではない」というのがポイント
③HAPPY LINEを決めるメリット
・商品のプライシングから売り方を考える
ホリエモンの手掛ける
『WAGYU MAFIA』のカツレツサンドイッチの価格は
なんと40,000円もします!
外国人向けの商品ラインナップだから、という部分もあるかもしれません。しかし、それを売るための工夫や見せ方には工夫が凝らされています。
詳しくは公式HPから➡WAGYUMAFIA
つまり、プライシングからそれに合った売り方を考えていくことという発想はビジネス長者はすでに実践しているのです。
・従業員の行動がプライシングで変わる
ワインを買おうと思った時に、
1,000円のワイン、10,000円のワインならどっちが美味しいものだと感じるだろうか?
ほとんどの人は10,000円のワインの方だと思います。
つまり、高いプライシングをすれば、それだけの対価を貰えるものなんだとお客様は思い込んでいます。
コンビニの接客でフレンドリーさを求める人が少ないのも、
この取り扱っている商品の単価が低いからです。
つまり、高いプライシングは従業員の行動を変えることが出来るし、
それなりの接客をしなければいけないということです。
・売れたら価格を上げてもっと売る
決めたHAPPY LINEを目指して価格を上げていく。
こうして会社は成長していくものです。
500円で売れた商品 ➡ 価格を上げる
1000円で売れた商品 ➡ 価格を上げる
2,000円で売れた商品 ➡ 価格を上げる
価格だけでなくそのクオリティーも一緒に上げていく。
設定したHAPPY LINEに向けて、山登りのように遠回りしながらでもその頂を目指し続けるということです。
なぜ、そのように一見不毛な策とも言えることを実践しないといけないかと言うと、
同じ価格帯で商品を提供し続ければ、3か月後にはその商品をどう売るのか考えることをやめてしまうからです。(現状維持バイアス)
人の心理の問題でもあります。
単価を上げて、売上も上げなければ企業の成長は不可能になってしまいます。
大手に勝つためには必ず値段を上げる。
ビジネスで何がしたいのか、を考えて
まずは、出来ることから始めてみましょう!
そうすれば、今何をすべきかが分かるはずです。
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