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親の色メガネ


「長女の笑顔が前より輝いて見える、笑顔が増えた?!」

そんな気がしたのは、長女がメガネのフレームを変えた今年7月ころからのこと

2年前の夏、学校の視力検査がありひっかかる
本人は「なんだかぼやけるなー」という程度であまり気にしていなかった様子(長女のクラスは席替えが頻繁にあり。後ろの方の席だと黒板の字がはっきり見えないため、先生の配慮で前の方にしてもらっていたことも後から知った)

これはまずいと思い、早速メガネを購入

メガネは顔の印象を変える力があり「長女に似合うメガネを!!」と私が意気込んで選択
「キリッと引締め、知的でシャープな印象がいいかな」と思い、スクエア型のメガネを選んでみた

本人は「うん、これにしてみるね・・・」(最初だからよくわからず言われるがままだったのでしょう)

のちのち、この選択が間違っていたことにはまだ気が付かない自分・・・

長女は初めてのメガネであり恥ずかしさがあったのか、授業中のみつけるだけであとはメガネを外す
「登下校や休み時間に遊んだりしている時は大丈夫?」と心配したり

チアの時も「恥ずかしいから・・・」と外したまま。「先生の踊りの時の顔の表情や振付けが、ちゃんと見えているのかな」とまた心配に

今年7月にフレームの先セル部分が割れてしまい修理が難しく、新しいメガネを購入
「今回は好きなフレームを選んでみたら」と長女に選ばせた
「これがいい!!」と持ってきたのは、昨年あたりから流行り始めた「ボストン型」
流行りもあり「一時的に好んでるだけでしょ?他にしたら?」と前回同様スクエア型を薦めたが、本人は「このボストン型がいいの!!」と一転張り
自分もいろいろ考え「本人がしたいものをするのがよいよね」という考えに最終的にたどり着き、購入(確か自分が子供の時も、自分が欲しいものをどうして親が決めるんだろうと不満に思ったことを思いだしたり。でも親の選択が正しかったこともありました 笑 )


「長女はどちらかというと物静かでマイペースなタイプであり、穏やかな顔立ちなので、キリッと引締め、知的でシャープな印象を与えるメガネがいいかな」とこの時も自分は勝手に思い込んでいたわけです。恥ずかしい・・・


翌日からは、朝起きてメガネをすると寝るまで外さない
いろいろなことがよく見えてうれしい様子

そこから気が付いたことが
「長女の笑顔が前より輝いて見えるし、笑顔が増えた?!」ということ
メガネのおかげか表情が優しく柔らかく見え、「キラキラ」と素敵な笑顔になった気がした


長女はこれから成長していく中で、自分のことを自分で考え、選択して進んでいく場面にたくさん出会います

親が口を出したり勝手に決めつけることなく、本人がやりたいこと、好きなことの理由、本気度を聞き、意思を尊重する
そして一歩ずつ進み始めたその背中を、そっと押してあげることのできる「親」になりたいと思いました

勝手な自分の色眼鏡に反省・・・

~おしまい~




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