![無題3_3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/2726994/rectangle_large_2a07b8f9e76a6db713f96f81134e9b92.jpg?width=1200)
蛇塚に行ってきましたよ。
『蛇塚心中』の蛇塚は実在する。
小説(って言って良いかしら~(^-^;)に描写がある通り、東京タワーの根元の芝公園19号地にある。
昔行ったきりで、覚束ない記憶とweb.情報で書いちゃったので・・・外勤の帰りに事実確認して参りました(^∧^ゞ
日比谷線の神谷町で下車。歩いて数分で東京タワー経由→もみじ谷に到着~♪
図柄としてはシンプルで美しいのだが、方向音痴には分かり難い案内板↓
バス通り(上の小屋ンとこ)から19号地に入り、階段をトコトコおりる。
一段に結構な落差があり・・・ぴょんぴょんと飛び降りる。
これは・・・男とはいえ男を背負っては降りられんぞ(´д`|||)シマッタ
飛び石を渡る。今の時期、水は少ない。
こっこれも、人を背負って渡るとなると・・・まるで忍術!
涸れかかった小川の縁を歩く。すぐそこに車道が見えるけど、静かである。
お地蔵さんが並ぶ、狭い石段を登って・・・
奥のお地蔵さんの背後に見えるのが、とぐろを巻いた蛇。
地蔵が赤い帽子を着装している!寒いからか?もぉ~可愛い❤
由来 (諸説あるらしい)
雪国から来た女性が東京で小さな飲食店を始めた。商売は、蛇の夢を見たり家に蛇が出てきたりすると繁盛して、ドンドン事業が拡大した。或る日のこと、自宅の箪笥だか押し入れだかに蛇の抜け殻があり、「これは守り神だ!」蛇塚を建てたのだそうな。現在はパワースポットとなっている。
221Bが思う「蛇塚が最も面妖である点」は、都立公園(その前は寺の境内だった)に個人が塚を建てちまったという事実である。
暴挙だろう?なぜ許されたのか?(昭和30年代くらいのお話のようです)
蛇塚から覗き見た東京タワー。
折角だから、ムードの増す日暮れを待ちましょう~♪
そこいらの石に座ってボーっとしてたら、観光の人を驚かしちゃった(^^;スマヌ
蛇塚全景(あぁ、夜が良いねぇ♪)
「なんで下半身パンイチの男を背負ってんだ?俺は?」
自分と変わらない背格好の男を担いで、遊歩道を下る。
「目が覚めたらノーパンで寝かされてたんだ。喪服のおズボン、高かったのに切られちゃうし・・・コンビニでユルユルのトランクス買って、タクシーの中で履いて」
「聞いてない。喋るな。重い」
暗く人気がないうえに、小川の所為で足元が泥濘んで滑る。
「くそっ狭い階段だな」
悪態をつきながら蛇塚の石段を登る。ここから落ちたら俺まで骨折しちまう。
「お地蔵さん恐いんだろ?錬太郎はビビりだから」
「杖無しで歩くか?」
一番奥まで登りきると、そっと恵を下ろした。
「立てるか?」
「お参りの振りして、並んでしゃがんで手を合わせて・・・ふたりの願い事は商売繁盛なんかじゃなかったんだ」
「・・・そうか」
東京タワー
久しぶりに真下から見上げた。やっぱデカイです。
とうふ屋『うかい』
あげ田楽(甘味噌を塗った油揚げの上に九条葱の刻んだのがのっかっている)が美味いです。ランチもあります。
あぁ・・・お腹が空きました・・・。
おしまい
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