20.5.27 コロナがきっかけで改めて気づかされたこと①「仕事の考え方」

 こんばんは伴です。新型コロナウイルスにより世界のあちこちでいろいろな事が起きています。今回は、このコロナウイルスの騒動によって気づいた点を述べていきます。


仕事の考え方

②なぜ勉強が必要なのか

③人間は感情で動く生き物

④「自粛」で見える生活の充実度


今回は①について。


①仕事の考え方

 人との接触をできる限り減らすことが良しとされだした今、オフィスでの労働が必要最低限にされて在宅ワークがメインになった企業も多いでしょう。

 特定の業種を除いて「今まで出勤しなきゃいけなかった理由っていったい何なんだろう?」と思うぐらい、業務に支障がでなかった人は意外と多いのではないでしょうか。(僕は接客業なので臨時休業です)

 本来仕事というのは「何時間働いたか」が基準ではなく「どれだけの成果を出したか」で評価されるのが自然です。その理由はシンプルで会社は利益を生み出すために活動しているからです。

 会社にとってただ長い時間居座られて何も成果を出さずに給料だけ貰っていく社員は迷惑でしかありません。利益を圧迫しているわけですから。

 いくつかの企業が今後も希望者は在宅ワークを継続することができるようです。結果を出していればどこで働こうと自由ですから自然の流れですね。

 ただ、成果主義にできない業種もあります。警備員やファミレスのウエイターなどの「人がそこにいること自体、その仕事で重要な役割を担っている場合」です。

 例えば警備員の場合は、かなり雑な表現をすれば「立っていること」が仕事です。ほとんどの日でトラブルは起きないでしょう。この警備員の価値は「そこに人がいることで抑止力となっている」ということです。よほどのことがない限りは目に見える成果が残せません。(本当は何もないということが成果なのですが、そう捉えている人はどちらかというと少数でしょう)

 話を成果主義の部分に戻します。今回の在宅ワークで困るのは「仕事をやっている振りが上手い社員」だとウェブメディア等で取り上げられていました。何もやってなかったのがバレるからそれは困りますよね。

 在宅ワークができる業種は目に見えた成果が出せる仕事が多いはずです。なので日報などで業務の進捗具合を報告するだけで済みます。

 業務の進捗で評価をすればよいのにウェブカメラを常時オンにしておけというのは、監視されてないと仕事をやらないと思っているかその時間机に向かっていること自体を仕事として捉えているかのどちらかです。ムダですね。


「成果偏重になるとプロセスが軽視される」


という反論もあるでしょうが、プロは成果で判断されるのが普通です。スポーツ選手を見てもらえばわかるでしょう。そしてプロセスが良くなくても結果が残せるケースも確かに存在しますが、再現性が低く安定したパフォーマンスを出すことは難しいでしょう。

 成果に焦点を当てることでプロセスを分析し改善することに繋がるのです。

この記事を読んでくださった方が、何か気づくきっかけになれば幸いです。


明日は②なぜ勉強が必要なのかについて個人的な見解を述べていきます。

皆様のお気持ちを少しだけ。