【そくサーチβ】東サラ 2023年度『リズム診断』#測尺から傾向を調べる
現在『リズム診断』をご購読いただくと、早期特典として出資馬検討に役立つ補助ツール『そくサーチβ』をご利用いただけます(6/30まで公開)。
今回の記事では『そくサーチβ』の操作方法を軽く説明しつつ、以下の分析をおこないます。
【基礎編】特定馬の測尺から、その後の傾向を調べる
【応用編】全体傾向を調べる
『そくサーチβ』を用いた東サラ募集馬(2023年産)の傾向分析(6/15更新予定)
『そくサーチβ』とは?
GoogleのLooker Studioを用いて、筆者echolo(えころ)が集計した約3,600件にも及ぶ募集時測尺などのデータソースを反映させた独自制作ツール。測尺の数値や性別・仔順などの指定条件に基づいて、競争成績の傾向を調べられます。募集馬の測尺の値を、ポチポチと適当に入れるだけですぐ結果が表示されるので気ままに入力するだけでも楽しめますよ。
※2024年6月30日(日)頃までの限定公開です。
※データソースは各一口クラブ2013年~2021年産の募集馬、約3,600件。
【基礎編】特定馬の測尺から、その後の傾向を調べる
①条件「測尺」を設定する
たとえば募集No.1 レッドエルザの23 の測尺と、似たような値をもつ馬の傾向を調べてみましょう。
同馬の情報は以下。
まずは測尺から。これを『そくサーチβ』画面上部にある欄にそれぞれ入力します。範囲を狭めて入力すると対象サンプル数が少なくなってしまうので、体重は前後10ぐらい、それ以外は前後3-5ぐらいずつ幅を持たせると良いでしょう。
②条件「測尺を実施した月」「誕生月」「性別」を設定する
次に、①の測尺をおこなった月を入力します。東サラは今回発表していないので……仮に募集馬が発表された6月としておきましょう。測尺はどの時期に測られたかしだいで値が大きく変わってしまうため、なるべく実態に近しいほうが良さそうです。
ただし、データ対象となる、同期間に募集・測尺をおこなっているのは社台・サンデーと超一流クラブのため、『そくサーチ』の勝ち上がり率は高い値が出てしまいそうですが……。
また「誕生月」も入力。本馬は3/27生まれのため「3」としたいところですが、4月に近い日にちであるため「4」も含めてみることにします。
加えて本馬は牡馬のため、左柱の性別欄「牡」「セ」にチェックマークを入れます。
③表示された結果で、傾向を確認する
すると①②の自動的に集計がおこなわれ、設定した値の範囲に該当する「募集時点」の対象全馬の平均データが瞬時に表示されます。
次の項目では、設定した値の範囲に該当する対象全馬がデビュー後にどのような成績を収めたのかが分かります。
ふむふむ、レッドエルザの23と似たような測尺の馬は、デビュー時に平均484kgぐらいまで成長し、71.9%が勝ち上がったのか!(前述のとおり、高い値が必要以上に出ているかもしれません)
というように、設定した測尺の値と似た馬の、その後の傾向を把握することができます。他にも、「生産牧場」「母年齢」「募集総額」……などの設定項目からも傾向を探ることが可能です。
ちなみに同条件(類似測尺)の重賞馬は以下がいました。
【応用編】全体傾向を調べる
『そくサーチ』の基本操作を把握していただいたところで、応用編です。先ほどのように、特定馬の募集時測尺をもとに絞り込むことで、似た測尺の馬のその後の傾向を調べることができます。
これに加えて、適当にポチポチ操作しているだけで、募集馬に関する全体傾向を把握することもできます。
まずはプレーンな状態、何も入力していない状態=母数3,606件の測尺データの平均となる値を見てみましょう。
※以下、牡馬とセン馬はイコールとして扱います。
ここから先は
東サラ 2024年度募集 リズム診断の有料マガジンです。購入いただくと診断結果ほか、そくサーチのご利用ほか、人気度予想・コラムなどの記事も…
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?