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ちょっとしたカミングアウト

今日は一部の人しか知らないことを話そう

実は昨年の11月、僕は脳出血で救急搬送され
ICUで24時間、生死の狭間を彷徨っていた

翌日NCUで意識は戻ったが
左半身付随の状態でベッドに横たわっていた

入院はおよそ1ヶ月間
人知れず、僕はベッドの上で過ごしていた

ただFacebookは倒れる直前に投稿していて
NCUでも、かすかな右手で何とか投稿した

なので、投稿は一日も途切れてはいない(笑)

内容もそのことに触れていなかったので
誰ひとり気付いている人はいなかった

直近で関係している人にのみ連絡をし
あとは毎日ベッドから普通の投稿を続けた

クライアントさんや塾生とのセッションも
その間は全てLINEのメッセージで済ませた

きっと当時やりとりしていた人は
まさかと思うだろう

1週間はあらゆる管が身体中に刺さったまま
ただただ、右手一本だけをなんとか動かしていた

出血はクモ膜下まで届いていたらしく紙一重の命
医師からは車椅子も覚悟してほしいと告げられた

心が折れそうな日々

死にたいほどの絶望感の中にいながら
ただ一心に、望みをかけた投稿だけは続けていた

そして2週間後、奇跡のように回復を始め
リハビリ病棟で理学療法を受けるまでになった

子供がやるような積み木を必死にやった
歩行器のような器具で一歩一歩足をひきずった

3週間後には、左半身の麻痺は残りながらも
立ってゆっくり歩けるようになるまで回復した

医師も看護師さんたちも驚いていた

「え!橋本さんが歩いてる!」と叫んで
涙を流してくれる看護師さんもいた

嬉しかった

そして退院後、年末の1ヶ月間は自宅療養
その間も普通の投稿を続けていた

あれから半年、まだ麻痺は残っているが
見た目では全くわからない状態まで回復している

死の淵からの生還と言ってもいい
なんだ、まだ何かこの世でやることがあるのかい!

そう思いながら、今日もこうして生きている(笑)

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