自訓
三菱の創始者、岩崎弥太郎の「岩崎家の家訓」が
今でも「三菱の社訓」であることは有名な話だ
第一条、小事に心うばわれず、大事を行なうことを目的とせよ
第二条、ひとたび事をはじめたら、必ずそれに成功せよ
第三条、投機的事業に従事すべからず
第四条、国家の利益を心において、すべての事業を行なえ
第五条、公共奉仕とまことの純粋な精神を忘れるな
第六条、仕事に精を出し、倹約し、他人に思いやりあれ
第七条、適材を適所に用いよ
第八条、雇人をよく取り扱え
第九条、ことを始めるにあたっては大胆に、その実行には細心であれ
とても立派な社訓で
誰もが戒めたい内容でもある
しかし、これだけ立派な社訓の下にあって
それでも企業として不祥事を犯すこともある
「訓」とは「戒め」のことを言い
「戒め」とは「自らを自らで律する」ことを言う
常に意識をしていなければ、何の意味もない
立派な「社訓」や「家訓」があってもいい
その前に、まず「自訓」を持つことを勧めたい
それはシンプルで簡単な言葉がいい
そして常に意識できるものがいい
ちなみに、僕の「自訓」は
一、正しい考えを持つ
二、正しい言葉を使う
三、正しい行動に移す
この三つである
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