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文学賞に応募しました。

先週あたり、12月〆の文学賞に応募しました。小説を書く・推敲する間に、プライヴェートがゴタゴタしていましたが、ようやく郵便局のポストに投函。結果的にあまり推敲できなかったので、どうなることやらですが、まず、今年最後の投稿を完了できたことを喜びたいと思います。わーい。

公募に関して、今年を振り返ると……3月、9月、12月の文学賞にそれぞれ一本投稿することができました。なので、今年は(も)合計3作品。だいたい100枚ちょっとのを3作品なので、300枚ちょっと書けたかなあ、という感じ。来年に向けては、もう少し頑張りたいと思っています。4作、5作書けたらいいなと。何しろ、結果が出ないので……。

依然、「何を書くか」が課題となっています。文章の表現力や細部、そのほか構成力も問題はあるんですが、いまだに「何を書くのか」が定まっていないので、そこを見つけることが重要となってくるのかな。わたしが応募するところは、主に純文学ではありますが、ゴリゴリの純文学というよりかは、中間小説に寄せた純文学の賞が多いなと感じています。ということもあり、「物語が弱い」作品は、不利かもしれないと思うのですよね。

ちょっと話が逸れますが、記事を書く仕事をしていて思うのは、「書かれていなかったもの」というものは価値が高いということ。当たり前に思うかもしれませんが、すでに誰かが言っていないこと、みんなが心の深いところでわかってはいるけど、文章として言葉として表していなかったもの。そういうものは、読む側にとってすごく有益なんだなー、と感じています。それで、創作も同じだとわたしは考えていて、「すでになかったもの」で、なおかつみんなが心のどこかで思ってはいたもの。そういうものを掬い出す作品が、世に出ていきやすいんじゃないかな、と思っています。

ここまで考えてはいるのですが、なかなかそういう題材、テーマなどは思い浮かばないのが現状。けれど、「みんなが心のどこかで(表には出さずとも)思っているもの」を掬い出すのは、自分の体験から探してみれば、出てきそうな気もします。

なので、残りわずかな今年と来年にかけては、小説を書きながら、「何を書くか?」を模索する時期になりそうです。そこを確立すれば、もうちょっとマシになるのでは……と考えています。

依然、模索しながらではありますが、3月に向けての原稿もスタートし、今現在47枚?くらい書いています。来年の3月は2本投稿することを目標にしながら、精進したいと思います。

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