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拙い詩の数々
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2018年9月の記事一覧

夜のしたで

夜のしたで、僕は泣いた
あなたがいない、あなたがいない
朝がみえて、僕は泣きやんだ
あなたを探す旅にでよう、と

出会い別れ傷ついたあの夏
手探りでほんとのこと、みつけたかった
ふりむいてよ、聞いてよ、君の手を
握りしめたら涙が遮った
虫が鳴かない 君の声もない
だから僕は あなたの胸に埋もれた
いつも微笑んで 僕の頭を撫でてくれた
いつしか君は気づいていた?
あなたのことが大きくなっていた

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