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今年は研究の年

一年の計は元旦にあり、ではないですが、いや、そもそも元旦ですらないですが、今日が実質的な仕事始めということで、ふと朝、起きて浮かんだのがこのフレーズでした。

いろいろ研究したいテーマが溜まっていまして、それを進めていきたいなぁ、文章化していかないとなぁ、というところです。

以下、順不同で思いついたものから記載していきます。

①本質行動学とコーチング
 2020年に既に論考を一本書いているのですが、今回、EMS(Essential Management School)の、本質行動学特論基礎原理コース6期 に、割と本気で参加していることもあり、なんとかこれをもう少し体系化したいなぁ、と。今週からちょうど第5回が始まり、3月の修了レポートで何とかちゃんとした形でまとめたいなぁ、と思っています。
 本質行動学というのは、西條剛央さんが構造構成主義とドラッカーの出会いから生み出したワードなのですが、その背後に現象学とか質的研究とかの話が実は入り組んでいて、この辺、もう少し勉強しないと俯瞰して理解できないよなー、というところで、ちょっと沼っております。

②教室を学ぶ場に変えるためのコーチング連続講座参加者意識分析
 上の「質的研究」というところの先にあるのですが、昨年、上條春夫先生と一緒にやらせていただいた、2期にわたるコーチング講座があって、これは私にとってもすごい学びになったのですが、きちんと分析して形にしないともったいない、ということで、それをやろうと。具体的には、この講座に参加いただいた方には、学びの発信をお願いしていまして、SNSやnoteなどに発信していただいているのですが、この内容を分析して、どんなきっかけでどのように意識が変容したのかを分析したいな、と。気の遠くなるような作業ですが、これをやっておくと、次のテーマにもつながるかな、と。

③学習者中心の学び、の再定義
 これは①と②の先に、書籍化しようと考えているもので、苫野 一徳さんの『学問としての教育学』なんぞにもインスパイアされながら考えていこうかな、と思っているところです。なんとなく答えがどこにあるのかはわかっている。でも、まだパーツが足りない。そのパーツを①②から持ってこようと考えているわけです。

④ICFコア・コンピテンシー/チームコーチング・コア・コンピテンシー
 これは既に書かれているはずの文章で、そのエッセンスは、『コーチング心理学概論』の改訂版(2022年4月発行?)でも紹介予定です。やっと後者の翻訳チェックも終わったので、早くまとめて発表しないと。ということで、これは今月中にやります。

⑤ソーシャルセクターにおけるコーチング活用
 こちらも、先行論文がありますが、特にリーダー向けやマネジメントの質の向上のために、なぜ、効果があるのか、というところを文章化したいと思っています。2/19-20に、日本ファンドレイジング協会主催の大会もあり、そこでもお話できるかもしれないので、この辺あたりでのやりとりをうまく文章化できる方向に持っていけると良いなぁ、と。

⑥占いとコーチング
 これもまだぼやっとしたテーマで、おそらく占いとコーチングの位置づけがちょっと変わると思うのですが、ともかく、占いのうち、「命」と「卜」と呼ばれるものの勉強をコツコツとやっていまして、「相」だけは今のところ、よくわかっていない状態。「卜」であるタロットも初めてみたりといろいろ手を広げてみているのですが、そもそも、「卜」である易のもともとは亀の甲羅の割れたものの読み解きだそうですから、そうなると「相」と近くなるわけで、この辺をもう少し勉強すると占いと呼ばれるものの全体像を把握することができて、それからコーチングとの比較をする、という動きになるかと思っています。これは今年、どうこうするテーマではなく、2年後くらいを視野に入れて、研究するテーマかなぁ、と思っています。

たまたま、昨日の神社でひいたおみくじで、「学問」のところを見たら、「あぶないです。全力をつくすことです」とありました。

何が危ないのかはよくわかりませんが、とにかく、全力を出せるように、頑張りたいと思います。

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