今話題のNFTとは

こんにちは。岩倉です。
今日は急激に注目が集まっているNFTについてお話しします。

とはいえ、僕は最近ようやく耳にしたところで、何かわかりませんでした。
今回はその調べた内容を、備忘のためにまとめてみた、という位置づけのものです。

NFTは代替不可能のこと

NFTは「Non-Fungible Token」の略です。
Fungible。あまり見慣れない単語だと思いますが、「代替可能な」と訳されることが多いです。

例えば、お金は代替可能です。
よほどの事情がない限り、僕がもつ1万円札と、みなさんがもつ1万円札は価値が同じなので、交換してほしいと伝えても特に問題ないと思います。

もちろん中には、「先祖代替伝わるお札だから」「番号がぞろ目だから、素数だから」と特別な価値を感じる場合もありますが、ほとんどの場合は同じ価値です。

また、それぞれのお札は識別していることは少ないと思います。
もちろん番号で識別は可能ですが、お札を使うときに番号を確認する方は少ないのではないかと思います。
これも、「代替可能である」といえる要素の一つです。

一方で、例えば、飼っているネコは交換したくないでしょう。

全く同じ種類の、同じ体格、同じ年齢のネコだったとしても、そこには飼い主との思い出や愛着があって、代替可能とはいえません。

また、自分の飼いネコとみなさんの飼いネコとは、識別できます。

これが「代替不可能」なもので、Non-Fungibleといわれます。

上記の例はリアルなものでしたが、これをデジタルで考えると、

ビットコインなどの仮想通貨は代替可能、ツイッターのツイートや、Youtubeのコンテンツなどは代替不可能です。

後者のような、代替不可能なデジタル資産のことを「Non-Fungible Token」と呼びます。

2軸で考えるとわかりやすい

上記のように、リアルかデジタルか、代替可能か代替不可能か、で分けて考えるとわかりやすいかと思います。

リアル  + 代替可能  → お金
リアル  + 代替不可能 → 骨董品や美術品など
デジタル + 代替可能  → 仮想通貨
デジタル + 代替不可能 → NFT(ツイートやwebコンテンツ等)

技術的には、これらを識別したり固有性を担保するためにブロックチェーン等の話が入ってくるのですが、
それはまた別の機会にお話しします。

岩倉隆詞

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