シャトレーゼの戦略
こんにちは。岩倉です。
今日はお菓子業界についてお話しします。
子供のときにはよく食べていたシャトレーゼのケーキ。
大阪に来てからはほとんど食べることがなくなってしまいました。
CMも見たことがないので、知名度はそれほどないのかなと思っていたのですが、周りの人は知っている。
でも、大阪での僕の生活圏では店舗を見かけることがありません。
そんな懐かしさすらあるシャトレーゼ。
今なお元気だというニュースが舞い込んできました。
それは、老舗和菓子店『亀屋万年堂』の買収です。
これを機に、久しぶりに調べてみると、いろいろすごい!となったのでご紹介します。
シャトレーゼは他事業展開
シャトレーゼの本社は山梨県甲府市。
洋菓子をメインで扱っていますが、その特徴は「価格破壊」。
味はもちろん美味しいですが、そのクオリティの割りに安いのです。
この理由は、独自のサプライチェーンにあります。
必要な原材料は契約農家から直接仕入れ、自社工場で加工し、全国の店舗に直接配送する、というものです。
これをすれば原価が下げられるのは周知の事実ですが、それを実行し、やり続けるのがすごいです。
ただ、シャトレーゼがすごいのは本業だけではありません。
実はグループ内にはワイナリーやリゾートホテル、ゴルフ場にスキー場まであります。
こうなっているのは、ただ単にお菓子作りが上手いからではないでしょう。
ユーザーニーズに合わせて、SNSの運営に注力したり、新ブランド『YATSUDOKI』を展開したりするなど、
今なおチャレンジし続けています。
その企業としての姿勢から学べることはたくさんありますね。
岩倉隆詞
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