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「会社四季報」最強のウラ読み術

渡部 清二 / 著

20年以上、会社四季報を読破し続ける達人が教えるウラ読み術!
2000ページ以上ある会社四季報を隅から隅まで読むプロが、その読み方を解説します。

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会社四季報は全部で14のブロックに分けられていますが、そのうちの5つのブロック(ABEJN)を中心に読むことで、4つのことを知ることができます。

1.企業を知る
2.企業の歴史を知る
3.企業の今を知る
4.企業の未来を知る

そして、会社四季報を通して「企業の健全性」「企業の継続性」「企業の成長性」をさまざまなコメントや数字から読み取っていきます。以上、5つのブロックから、次のようなことがわかってきます。

Aブロック
このブロックは企業の自己紹介とも言えます。とくに【特色】欄を読み進めていくうちに、企業の変化がわかり、企業の強みも見えてきます。投資をしない方、就職活動の学生にもお勧めの読み方です。

Bブロック
大きな特徴は、アナリストではなく記者の目を通じて記されている【コメント】欄です。ここにはポジティブワードやネガティブワードが現れ、こうした定性評価から企業の健全性を知ることができます。

Eブロック
ここではキャッシュフローの数字から企業の健全性や継続性を知ることができます。自己資本比率、PBR、キャッシュフローなどの見方を解説します。

Jブロック
見るべき数字は「売上高」と「営業利益」の2つ。売上高で企業の成長性を測り、営業利益で企業の稼ぐ力を測ります。

Nブロック
最後にチャート分析とバリエーションになります。チャートは細かく分析する必要はなく、PEGとPSRというバリエーションを判断材料としていきます。ここでの注意点は、けっしてPERで判断しないこと。株価が割安か割高かでは、伸びる企業は探せません。

以上の5つのブロックを知るだけで、あなたもテンバガー(10倍株)を見つけ出すことができるようになるかもしれません。

四季報のウラ読み術は、あの3大投資家の1人、ピーター・リンチも
同じような考え方を持っていました。相場がブルであろうとベアであろうと、成長する企業は、会社四季報にある約3700社のうちに必ず存在するのです。

この本で、あなたの投資観が一変するかもしれません。


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<著者略歴>
渡部清二(わたなべ せいじ)
複眼経済塾代表取締役塾長。1967年生まれ。1990年筑波大学第三学群基礎工学類変換工学卒業後、野村證券入社。個人投資家向け資産コンサルティングに10年、機関投資家向け日本株セールスに12年携わる。2013年野村證券退社。2014年四季リサーチ株式会社設立、代表取締役就任。2016年複眼経済観測所設立、2018年複眼経済塾に社名変更。2017年3月には、一般社団法人ヒューマノミクス実行委員会代表理事に就任。公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定AFP、国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト、神社検定2級(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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