「器用貧乏」を自覚する企画職・総合職にこそ副業がオススメ
「器用貧乏」な人が求められる副業ポジションがある
企画職・総合職には、器用貧乏を自覚する人がいる。
一通りのことはそれなりにできるが、ここが強いというスペシャリティがない。
社内で重宝されるが、正直専門性のある人が少し羨ましい。
自分もそんな器用貧乏の一人だ。
(最近はマルチポテンシャライトというポジティブな表現もある)
守備範囲は広いが、特化した攻撃領域を持たない器用貧乏の人へ、実はそんなあなたこそが求められるポジションがある。
器用貧乏なら、「事業責任者のアシスタント」ポジションを狙う
見出しの通り、事業責任者直下、責任者のアシスタント業務がそれだ。
事業責任者は、やりたいことが沢山あるが、とても忙しい状態だ。
自社の事業責任者のスケジュールを見てみてほしい。
ミーティングや採用・商談で朝から夜までスケジュールが埋まっていることもザラだ。
事業責任者は本来、事業の重要なイシューや、将来像と向き合うために、思考する時間が必要な職種だ。
一方で、実際は足元の課題の対処や、作業に追われていて時間が取れていない。
本来あるべき状況と現状に課題がある、歪な状況だ。
だからこそ、それを解消できる人が求められている。
そして、この事業責任者のタスクを巻き取れるのは、守備範囲の広い、器用貧乏の人なのだ。
私が受けている業務委託もこのパターンが多い。
事業の成果に大きくかかわるため、やりがいがある
付き合う相手が事業責任者クラスなので優秀、学びになる
事業責任者の仕事の代替なので、報酬も高い
良いこと尽くめだ。
事業責任者直下で活躍するための5つのポイント
私は、本業、副業で複数の経営者や事業責任者と働いてきた。
また、事業責任者の上司、事業責任者の当事者も経験してきた。
経験を元に、事業責任者の直下で仕事をする際の5つのポイントを紹介する。
事業の成果に常に目を向ける
依頼の背景を掴み、プラスαの価値を出す
レポーティングは結論から
メンバーと事業責任者の意思をつなぐ
有益な情報提供を行う
自分もそうだったが、事業責任者は「自分がもう一人いたらいいのに」と思っている。
その悩みに応えられれば、評価され、案件を続けていくことができるだろう。
1.事業の成果に常に目を向ける
事業責任者は会社全体や事業の成果を見ている。
受けたタスクの背景を理解した上で、事業成果が最大化するように動くと成果が出る。
2.依頼の背景を掴み、プラスαの価値を出す
事業責任者は忙しいので、依頼を突き詰め切れていないこともある。
目指しているゴールを把握しながら、依頼を受けた以上の価値を返せると重宝される。
3.レポーティングは結論から
レポーティングは時間をかけずに行う。
気になった点は突っ込んで質問されるので、情報を構造化しておき、深堀りにも対応する。
4.メンバーと事業責任者の意思をつなぐ
事業責任者と他メンバーの意思疎通がしきれていないことはよくある。
その際には、事業責任者の意ができるだけメンバーに伝わるように、メンバーと事業責任者が円滑に業務を進められるように動く。
5.有益な情報提供を行う
有益な情報を見つけたら自発的にシェアすると喜ばれる。
最新のビジネストレンドや、競合情報などに目を通すと良い。
Strainerの内容などもシェアすると喜ばれることが多い。
幅広な経験は成長→本業にも役に立つ
別記事にも書いたが、副業を通して、自分自身も成長できる。
事業全体を見渡し、その時その時の重要課題をシューティングしていく副業は自分の成長に大きくプラスだ。
本業以外の事業に仕組みや、組織の仕組みを知る
幅広な業務を受ける中で、経験の少ない内容にも取り組み、習熟する
といった機会が事業責任者直下の副業では得られる。
ここで得た経験を、本業にも生かすことで、成長を実感できるだろう。
報酬ややりがいに加え、成長も得られる、おいしい仕事だ。
事業責任者直下の副業は、人との縁を大事にしながら探す
あまり表に出ていないかもしれないが、実はニーズの高い事業責任者直下の副業。
私も周囲の人から「いい人いない?」と聞かれることがある。
重要な業務で、信頼できる人に依頼したいので、人づての紹介が多いかもしれない。
良い案件があれば紹介してほしい
多忙で困っている事業責任者がいたら教えてほしい
など、声を掛けて網を貼っておくと、情報が回ってきやすい。
もちろん、自分で探すこともできる。
先日YOUTRUSTで、アドバイリー、業務委託でも、というスカウトを頂いた。
YOUTRUSTは転職だけでなく、副業も見つけやすいプラットフォームだ。
プロフィールを充実させる
知人とのつながりを増やす
副業意欲を高めに設定する
で声がかかることもあるはず。
人とのご縁を大切にしながら、良い副業を見つけていかれると良いだろう
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