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儲かっている企業研究メモ:株式会社ドーン

地理情報システム(GIS)が会社の元々の根幹。


中期経営計画資料より

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/23030/54ddc9d8/8740/467f/ba36/18293985c04d/140120220616580932.pdf

業績

直近業績

前年比+9.2%で順調に推移。
7年連続で増収増益
営業利益率も32.8%と高利益体質。

中期経営計画

売上は年間10%程度の成長で堅実。利益率もキープ

事業状況

政府向けのクラウド利用料がメイン、かつ、成長幅が大きく手堅い。
自治体や警察向け。
受託は、地理情報システムに特化。

サービスは、
音声による119番通報が困難な聴覚・言語機能障害者が円滑に消防への通報を行えるようにする「Net119」や、現場の状況を動画で通報できる「Live119」、防災・防犯アプリなど。

売上は中期経営計画で2025年15.5億、営業利益率30%となっているように、いわゆるニッチャー。

その他公務にも技術を応用して拡大しようとしている。

”なぜ誰も思いつかなかったのか”をカタチに”がコピー。

感想

公的機関向けに、ニッチな領域で継続課金を行うという、かなり手堅いビジネスモデル。

中期経営計画の通りの成長が見込めるのであれば、今の株価水準は割安と言えそう。

「社会課題をテクノロジーで解決する」という枠組みで考えれば、非常にトレンディな企業。

技術的な優位性があるのかどうかは把握したい。
市場規模や、営業コストなどを考えると新規参入はあまりないように思えるが、仮に市場の魅力が高まった際に、技術やプロダクトで優位性を作れるのかどうか、がポイントになりそう。


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