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ベネフィット・ワン社長の白石徳生氏の経歴は?波乱に満ちた半生を調査しました!

ベネフィット・ワンといえば、「福利厚生のアウトソーシングサービス」で存在感を示すトップ企業。同社が提供する福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」は、会員数法人会員数1,548万人(2022年4月時点)に達し、業界内でも大きなシェアを誇っています。現在はそれらにとどまらず、CRMシステムの提供や、ヘルスケア関連の管理・運用をワンストップで担うサービスも展開しており、さらなる事業拡大で注目されています。今回は、ベネフィット・ワンの代表取締役社長・白石徳生(しらいし・のりお)氏のプロフィールや経歴、掲げる理念など、人物像について調査してみました。

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ベネフィット・ワン社長の白石徳生氏とは?

白石徳生

株式会社ベネフィット・ワンの創業者である白石氏。パソナの社内ベンチャー制度から起業し、その後の幅広い事業展開からその手腕が注目されてきました。これまで生い立ちや起業までの経緯について、詳しくみてみたいと思います。

白石徳生氏のプロフィールを調査

白石徳生

白石徳生(しらいし・のりお)氏
株式会社ベネフィット・ワン 代表取締役社長

白石徳生氏は1989年に拓殖大学政経学部を卒業後、約1年間、アメリカで事業を展開。その後、知人からの誘いがあり、日本に帰国してパソナグループに入社しました。学生時代から起業を考えていた白石氏は1996年、パソナグループの社内ベンチャー第1号として、株式会社ベネフィット・ワンの前身となる会社、株式会社ビジネス・コープを設立し、取締役に就任することになります。

2000年には同社の代表取締役社長に就任します。翌2001年、社名を現在のベネフィット・ワンに変更。そこから2004年のJASDAQ上場、2006年東証二部上場と、会社を大きく成長させていきました。その後もベネフィット・ワンは 福利厚生サービスのみならず、インセンテブ、CRM、BTM、ヘルスケアなど次々と新規事業を展開。

2012年からは海外進出を開始しています。アジア地域および米国・欧州に全7拠点の現地法人を設立しており、2022年4月時点で法人会員数は1,548万人を超えています。福利厚生事業で培ったユーザー課金型のビジネスモデルを強みに、新しい「サービスの流通創造」を目指しています。

白石徳生氏がベネフィット・ワンを設立した背景

白石徳生

株式会社ベネフィット・ワンの創業は、人材ビジネス大手・株式会社パソナの「社内ベンチャーコンテスト」で認められたことがきっかけだったといいます。

白石氏が大学生だった1980年代後半は、バブル景気で日本全体がとても元気のよかった時代でした。当時は大学生が起業してそのまま経営者になる「学生ベンチャー」がブームになっており、USENの現取締役会長 宇野康秀氏やGMOの現代表取締役会長兼社長 熊谷正寿氏など、白石氏は同年代で学生ベンチャーの代表として活躍していた人に刺激を受けたといいます。そして「いつかは自分も新しいビジネスの種をみつけて、チャンスがあれば起業したい」という思いを抱くようにまったそうです。

パソナグループとの接点ができたのは、白石氏が19歳の頃。親しくしていた先輩の叔父に当たる人で当時パソナのアメリカ現地法人の社長だった方に会った際、「ベンチャーをめざすなら、まずアメリカを見に来なさい」との言葉に刺激を受け、大学3年でロサンゼルスへ向かい、現地のパソナでインターンシップを経験したそうです。白石氏は大学卒業後、アメリカで貿易関係の仕事をしていましたが、1年ほど経ったとき、アメリカに渡るきっかけをくれた方から、誘いを受けて帰国。パソナに入社しました。

遅くとも20代のうちには起業したいと考えていた白石氏ですが、28歳のとき、パソナで優れたビジネスモデルを提案して1位になれば資本金上限1億円で会社を作れるという社内ベンチャー制度がスタートそこに応募した白石氏の案は1位となり、ベネフィット・ワンの前身となるビジネス・コープを設立します。

ベネフィット・ワン社長の白石徳生氏の実績は?

白石徳生

白石徳生氏の実績を調査

1996年にベネフィット・ワンを設立以降、事業内容は数々の制度に認定され、さまざまな賞を受賞しています。ウェブサイトより抜粋してご紹介します。

代表取締役社長 白石 徳生氏

2018年 "EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2018ジャパン"「Exceptional Growth 部門 大賞」受賞

ベネフィット・ワン
2022年 「DX認定制度」認定
2021年 健康経営銘柄2021認定
2020年 健康経営優良法人 2020(大規模法人部門 ホワイト 500)認定
2019年 健康経営優良法人 2019(大規模法人部門‐ホワイト 500-)認定
2018年 健康経営銘柄2018選定
2017年 平成29年度「名古屋市・女性活躍推進企業」認定
    平成29年度「名古屋市 ワーク・ライフ・バランス推進企業」認定
    「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」認証
    スポーツ庁による「スポーツエールカンパニー」認定
    「東京都スポーツ推進企業」認定
2013年 松山オペレーションセンター コンタクトセンター・アワード2013 「オフィス環境賞 優秀賞」受賞
2010年 ベネフィット・ワン 子育てサポート企業「くるみんマーク」認定Rewardz(シンガポール子会社)
2019年 「Best Tech Company To Work For Award」 スタートアップ部門上位3位、総合部門10 位 入賞
2017年 「HRM Asia Readers Choice Awards 2017」2部門受賞
2016年 「HR Vendors of the Year 2016」受賞

白石徳生氏の著書を調査

白石徳生

白石 徳生氏に関する著書も出版されています。こちらは、同氏に主藤孝司氏がインタビュー形式で行った対談が収録されています。

「ベネフィット・ワン ~サービスの流通創造~」

対談の主な内容

・福利厚生のアウトソーシングサービスとは
・「サービスの流通網」を作り上げるという発想
・70%オフで様々なサービスを受けられる秘密
・生協というコンセプトで市場を捉える
・大企業を作りたいなら、大きなマーケットで勝負しろ
・20年先の計画も全社員と共有する
・サービスマッチングの新しい形とは
・消費者の支持を得るコツは「情報の格付け」だった
・これからのサービス業は製造と販売の分離が当たり前
・上場した理由は「資金調達のため」ではない

内容:CD1枚
収録時間:53分
収録:2008年

企画:NPO法人起業家大学
構成:主藤孝司
発行元:起業家大学出版
制作・著作権・発売元:日本著作出版支援機構

ベネフィット・ワン社長の白石徳生氏の理念は?

白石徳生

白石 徳生氏の考える理念について、ベネフィット・ワンのウェブサイトで次のように述べられています。

ベネフィット・ワンの社員一人ひとりが、「サービスの流通創造」を通し、人々に感動と喜びを提供するために、どのような価値基準、行動規範により実現していくかを明確に示したものが、
このCHALLENGE VALUEです。

CHALLENGE VALUE "4つのP"

PURE
【素直】な心で豊かな感性・創造力を発揮します

PASSION
志高く、【情熱】を持って仕事に取り組みます

POWER
強い想いと行動力で【パワフル】に全社一丸で推進します

POSITIVE
いつも【前向き】に、建設的な発想で現状を打破します

ベネフィット・ワン社長の白石徳生氏が考える「起業」とは?

白石徳生

起業について、白石徳生氏のインタビューページからご紹介します。

・必要なのは、必ずしも完成したビジョンでは無く、身近な好奇心や想像力から成功が生まれる
・起業をしたければ、好奇心を持て

日々新しいアイディアを生み続ける白石社長。
着眼点や、発想のきっかけは身近な所から生まれるそうです。

「アイディアが生まれるベースは好奇心だと思います。知識が多い人に共通するのは、好奇心旺盛だということです。同じ人と会話をしていて、同じ情報 が入ってきても、スルーする人ときっちり受け止める人がいると思うんです。私の経営者仲間も、皆いろんなことに挑戦して、ビジネスも趣味も多彩です。言い 方を変えると、感度が高い、と言えるんじゃないですか。要は、アイディアを出す時に、意識してでもいいから興味を持つことをおすすめします。」

白石徳生氏が設立したベネフィット・ワンとは?

白石徳生

ベネフィット・ワンの沿革について

1996年 (株)ビジネス・コープを設立
1999年 商号を(株)ベネフィット・ワンに変更
2006年 (株)ベネフィットワン・パートナーズを設立、CRM事業を本格始動
2018年 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
2020年 従業員の人事データや健康情報一括管理プラットフォーム『ベネワン・プラットフォーム』開始
2021年 サービス共通の会員専用ID『ベネアカウント』開始
2022年 総会員数1,000万人を突破 東京証券取引所プライム市場へ移行

ベネフィット・ワンの事業内容について調査

白石徳生

ベネフィット・ワンの主な事業内容がこちらです。※ウェブサイトより抜粋

ベネフィット・ステーション

従業員満足度を向上し、健康経営やスキルアップを促進する総合型福利厚生サービス。グルメやレジャー、ショッピングだけでなくeラーニングや介護・引っ越しなどライフイベントに関わるものまで、幅広いメニューが揃っています。

ベネワン・プラットフォーム

人事・健康データの「一元管理」「可視化」で人事領域のDX化を推進するプラットフォーム。1つ1つのデータを見るのではなく、一人ひとりのデータを可視化することにより、企業経営の重要な鍵である「個」「組織」のマネジメントをサポートします。

この他、法人向けサービスとして福利厚生「カフェテリアプラン」や、給与から直接決済で毎月の固定費を優待価格で提供する給与天引き決済サービス「給トク払い」など、企業をサポートするさまざまなサービスを展開しています。

さらに、ベネフィット・ワンでは法人向けだけでなく、個人ユーザーが利用できるサービスも。日々の生活で役立つサービスを提供しています。

・プレステージゴールド

あらゆるシーンで上質な時間を演出する、エグゼクティブのための会員制ライフサポートサービス

・ナープクラブ

セカンドライフでも企業と同等の福利厚生が受けられる、リタイアメント後の福利厚生サービス

・食べタイム

安価な月額利用料で、飲食店のおトクなクーポンやWEB予約を利用できるグルメクーポンサイト

・MYDC

節税しながら将来に備えるiDeCoをウェブで簡単に、最短10分で申し込めるサービス

まとめ

白石徳生

今回は、福利厚生のアウトソーシングサービスで大きなシェアを占める株式会社ベネフィット・ワンと、同社代表取締役社長・白石徳生(しらいし・のりお)氏について調査してみました。起業に至るまでの豊富な経験や、事業拡大に繋げていく独自の理念を元に、新しいビジネスモデルを構築してきた白石氏。白石氏のインタビュー内容は、起業を目指す人にとっては大変興味深いものですね。さらに詳しく知りたい方は、同社ウェブサイトや著書などもぜひチェックしてみてください。

企業概要

  • 社名 株式会社ベネフィット・ワン  Benefit One Inc.

  • 法人番号 8011001045281

  • 設立年月日 1996年3月15日

  • 所在地 〒163-1037東京都新宿区西新宿三丁目7番1号 新宿パークタワー37階

  • 資本金 15億27百万円(2022年3月末現在)

  • 事業内容 福利厚生事業/パーソナル事業/CRM(Customer Relationship Management)事業/インセンティブ事業/ヘルスケア事業/購買・精算代行事業/ペイメント事業

  • 連結従業員数 1,108名(442名)※臨時雇用者数を括弧内に外数で記載(2022年3月末現在)

  • 取締役取締役会長 深澤 旬子

  • 代表取締役社長 白石 徳生

  • 公式サイト https://corp.benefit-one.co.jp/

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