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スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)社長が率いるESRの挑戦

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はじめに

人々の消費行動の変化で世界的にEC(電子商取引)が活発化していることから、物流施設・物流不動産への関心は高まる一方です。かつての物流施設は荷主の貨物を保管する「保管型の物流施設」が主流でしたが、現在はそれに加えて、コストの削減やサプライチェーンの最適化などを図るための設備やシステムを持つ「配送型物流施設」へと進化し、ロボティクスやAIなど、技術革新も日々進んでいます。

そうした中、アジア太平洋地域(APAC)に特化した物流不動産とデータセンターの所有・開発・管理を行っているESRと同社を率いるスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏が注目されています。ESRは香港にグループ本社を置き、APACにネットワークを構築。顧客の事業拡大、拠点拡張といったビジネスをサポートするほか、不動産投資の機会提供やファンド運用を行っています。

また、2021年12月にはESR の共同創設者・共同 CEO であるスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏とジェフリー・シェン氏がアーンスト・アンド・ヤングのビジネスアワード「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2021」で不動産部⾨⼤賞を受賞。話題となりました。

今回はそのスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏とESRにスポットを当て、経営方針や事業展望などを浮き彫りにしていきます。

スチュアート・ギブソン氏の経歴

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ESRのグループ本社は香港にあり、中国・日本・韓国・シンガポール・インド・オーストラリア・インドネシア・ベトナムなど、APACで広範囲にそのネットワークを構築しています。ESRは顧客に先進的な物流施設とデータセンターをビジネスソリューションとして提供しています。また、投資家に対してはESRが開発した物流不動産・データセンターへのダイナミックな投資機会を提供しています。

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏が率いるESRはAPACに特化した戦略で事業展開している物流不動産会社です。

そのESRを率いているのがスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏です。スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏は英国スコットランド出身でESRの共同創設者、共同CEOであり、エグゼクティブ・ディレクターも務めています。

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏は不動産開発および不動産投資の分野において、アジアの産業用および物流不動産分野での豊富な経験を持っています。物流施設を専門に開発、所有、管理、運営しているアメリカ合衆国の不動産会社、プロロジスの日本代表、現在はプロロジスとなっているAMBプロパティジャパンのアドバイザリー委員会委員長、AMBプロパティジャパンの前身であるAMBブラックパインの共同設立発起人、共同CEOを歴任してきました。

また、スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏はスコットランドのグラスゴーを本拠地とするサッカークラブ、グラスゴー・レンジャーズ(Rangers Football Club)のオーナーとしても知られています。スコティッシュ・プレミアシップには日本人選手が活躍していることもあって、グラスゴー・レンジャーズのチーム名を聞いたことがある人も少なくないのではないでしょうか。

グラスゴー・レンジャーズはスコティッシュ・プレミアシップの古豪、強豪の名門チームとして知られています。スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏は2020年から、グラスゴー・レンジャーズのオーナーとなっています。

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏率いるESRの沿革

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スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏が率いるESRはAPACに特化した戦略で事業展開している不動産アセットマネジメント会社です。

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏は2006年、レッドウッド・グループを日本で設立。2011年から物流施設開発に着手し、2013年、千葉県市川市の「レッドウッド原木ディストリビューションセンター1開発から日本での事業を本格化しています。また、2013年には日本の物流不動産開発ファンド1号を組成しました。

レッドウッド・グループは中国でも事業を展開していたのですが、中国における競合企業が「E-Shang(イーシャン)」でした。イーシャンは米国プライベートエクイティ投資会社のウォーバーグ・ピンカス社によって創設された会社です。競合企業だったイーシャンと、スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏率いるレッドウッド・グループが2016年に経営統合したのが現在のESRです。ESRという社名は「E-Shang(イーシャン)」と 「Redwood(レッドウッド)」の頭文字から来ています。

この両社の経営統合の背景にはイーシャンの経営陣がスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏の会社員時代の元同僚たちであり、お互いによく知っていたこと、新しいマーケットに進出するために手を組むことが大きな利益になると双方が判断したことによるものでした。その後、ESRは2019年11月1日に香港証券取引所に上場しました。

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ESRは日本国内市場において、首都圏・関西圏・中部圏の三大都市圏と九州にフォーカス。先進的物流施設とデータセンターを開発・運営。先進的物流施設を開発・運営。2020年6月竣工でアジア最大の延床面積を誇る「ESR尼崎ディストリビューションセンター」を含め、、2022年1月31日時点で25の物流施設を竣工させ、現在もデータセンターを含め10のプロジェクトが開発中となっています。

また、ESRがオランダ公務員年金基金ABPの運用会社であるAPG、韓国のSK ホールディングス、中国のJD.com、カナダ年金制度投資委員会のCPP Investments、カナダのOxford Properties、オランダ年金基金PFZWの運用会社であるPGGMなど、世界でも有数の投資家からの出資を受けていることからもわかるように、物流不動産・データセンターを軸としたニューエコノミー不動産セクターへのダイナミックな投資機会も提供しています。

ESRはグループ全体の運用資産残高(AUM)が約299億米ドル、延床面積は約2,010万へ平方メートルで、その中で日本のAUMは約8,640億円(79億米ドル)、延床面積は約350万平方メートルとなっています(2021年12月31日時点)。

2022年1月にはARAアセットマネジメントの買収完了を発表し、APAC最大、上場企業として世界第3位の不動産アセットマネジメント会社になりました。

ESRの物流施設の特徴

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ESRの物流施設は「人を中心に考えたデザイン(HUMAN-CENTRIC DESIGN)」を基本理念にしています。ESRの物流施設で働く人にとって安全で快適な職場づくりを通じて、魅力的な物流施設の創出に注力しています。その取り組みの一つが子育て世代を支援です。

延床10万平方メートル以上の施設内にある「託児所(BARNKLÜBBバーンクラブ)」はテナントで入居する企業の労働力確保の一助になると考え、設置されたもので、施設に勤務する人は実質無料で利用することができます。また、施設内で働く人が快適に過ごせるよう、洗練されたラグジュアリーなデザインの「ラウンジ(KLÜBB Loungeクラブラウンジ)」や、お弁当・軽食や飲み物を取りそろえた「ショップ(KLÜBB Shop クラブショップ)」などのアメニティ施設やサービスが提供されています。ESRのこうした施設の魅力づくりがテナント入居企業から好評を得ています。

MIPIM Asia Awards 2020受賞

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こうしたESRの取り組みが評価され、「ESR 尼崎ディストリビューションセンター」が 2021 年 1 月 26 日に開催された「MIPIM Asia Awards 2020」で「Best Infrastructure, Community & Civic Building」(社会・経済インフラ)部門の最高位、金賞を受賞しました。ESR にとっては今回が初の MIPIM Asia Awards 受賞となりました。

MIPIM(ミピム)は、仏リード・ミデムが主催する不動産プロフェッショナル国際マーケット会議。世界の不動産・建築関係者が一堂に会する世界最大の不動産見本市です。そのMIPIM のアジア部門となる「MIPIM Asia」 では毎年「MIPIM Asia Awards」が開催されています。

「MIPIM Asia Awards」はアジアの不動産業界における「オスカー」とも呼ばれており、その中でも「Best Infrastructure, Community & Civic Building」部門は、社会または経済インフラの開発を通じて、経済成⾧を促進し、生活の質の向上に貢献した優れた施設やサービスを表彰することを目的としたもの。表彰の対象となるのは空港、駅、病院、文化センター、図書館、スタジアム、政府関連の建物、物流施設など。

受賞に際して、スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏はESRを代表して、「物流施設は、新しい経済にとって不可欠なインフラ。尼崎 DC は弊社の理念「HUMAN CENTIRIC DESIGN. (人を中心に考えたデザイン)」に基づ
き、テナント企業様とその従業員の皆様のウェルビーイングを促進するために、革新的で高品質な空間・ソリューションを提供し、物流およびテナント企業様の発展をサポートしながら、地域社会にもポジティブな変化をもたらす先進型巨大物流施設になることを目指し建設しました」と語っています。

ESRの強みは経営者のスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏

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ESRはその株式の23%を創業者が保有しています。スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏と他の二人の共同創設者は上場後も株を一切売却せず、保有し続けています。これは上場企業としては大変珍しいことです。

オーナービジネスであるからこそ、ESRの経営判断、事業展開は迅速な決断が可能です。また、戦略の適宜修正や改変も容易です。ESRが多くの新しいアイディアや技術革新にも挑戦できているのは官僚的な煩雑な手続きを必要なしに、CEOが素早く判断できる風通しのよく、オーバービジネスの利点を活かせる組織づくりができているからだといえるでしょう。これがESRの最大の強みだといえます。

言い換えるとESRの強みはビジネスオーナーが創業者、そして経営者であるスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏であるということではないでしょうか。ESRは上場企業に成長していますが、現在も起業家精神を抑制されない規模で事業を推し進めています。

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏が目指すESRの事業展開

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スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏率いるESRは今後力を入れていく事業の一つとして、データセンター事業を掲げています。社会がデジタル化していく「ニューエコノミー」が広がることに伴い、データセンターの需要がさらに伸び、スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏はデータセンターがテクノロジーを組み合わせた不動産事業になると考えており、この新規事業について、2021年4月に発表しました。

また、ESRはESGを経営の核に考えており、日本国内の全ての物流施設の屋上に太陽光パネルを設置しております。再生可能エネルギーを生かした発電設備で生み出した電力をテナント企業向けに提供し、他の物流施設やデータセンターに供給することも視野に入れています。

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏とジェフリー・シェン氏が「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2021」不動産部⾨⼤賞を受賞

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2021年12月、ESRの共同創設者で共同 CEO のスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏とジェフェリー・シェン氏はそのリーダーシップと業績を評価され、アーンスト・アンド・ヤングが創設した世界で最も権威のあるビジネスアワードの⼀つで、世界 60 カ国、145 都市を超える国と地域を代表するアントレプレナーの功績を称えるグローバルなアントレプレナー表彰制度「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2021」で不動産部⾨⼤賞を受賞しました。

2021 年の受賞プログラムは、「新たな発展のパラダイムを確⽴するために協調して努⼒する」をテーマに、世界経済のパンデミック後の不確実性を克服するために企業をリードするという志を持ち、事業の変⾰に成功した優れたビジネスリーダーを表彰することを⽬的としたものでした。

今回の受賞に当たって、ESR 共同創設者・共同 CEO のスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏とジェフェリー・シェン氏は「今回の受賞は、私たち⼆⼈にとって⼤変名誉なことで、同時に ESR チーム全員の尽⼒の結果でもあります。また、お客様、投資家、ビジネスパートナーの皆様の揺るぎないご⽀援のおかげで、ESR は私たちが誇りを持てる会社に成⻑できました。この場をお借りし、⼼より感謝申し上げます」とコメントを寄せています。

まとめ

ESRと同社を経営するスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏は物流適地に高品質で先進的、かつ環境と働く人にも配慮した持続可能な物流施設、ソリューションを開発することで、物流不動産業界のみならず、物流業界をも変革してきました。

ESRは物流施設の投資・開発に加え、データセンター事業への取り組みを進めています。そうした中、ESR は今年1月、シンガポールの不動産投資ファンド、ARAアセットマネジメントを買収しました。

ESRは物流不動産・データセンターを軸とするニューエコノミー不動産の APAC 最⼤のアセットマネージャーとして、次の成⻑ステージに乗り出そうとしています。

デジタルトランスフォーメーション(DX)の普及、Eコマースの急伸に伴って、データセンターの重要性はますます高まっているといえます。そうした中、デジタルインフラ整備への取り組み、そしてこの分野の不動産開発への投資機会の提供することに対して、スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏率いるESRは、事業者と投資家の双方から注目されています。

会社概要

会社名 ESR株式会社

代表者 スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)

所在地 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目1-17 神谷町プライムプレイス 3階

コーポレートサイト https://www.esr.com/jp/index.php

事業内容 物流不動産の開発・所有・運営・投資助言など

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