今、美容学生が考えてること

皆さんこんばんは。

普段の職務をこなしていて現役美容学生と話している中で、

「あなたはどういう将来を描いてますか?」

という質問をたまに投げかけています。

すると、どんな回答が返ってくると思いますか?


特に多い回答が、

「東京に行ってヘアメイクをしたい」

です。

これを受けて一つ思いました。

「ヘアメイクのお仕事はキラキラして見える」

やはり雑誌のヘアメイクは憧れる職業です。

ただ。

ただ。


ヘアメイクをしたいという子は本当にこの一点のみです。

彼ら、彼女らの中では、

「ヘアメイク=雑誌のヘアメイク」のようです。


私が思う限り、ヘアメイクのお仕事は

1.雑誌

2.コレクション

3.舞台

4.結婚式場

5.撮影スタジオ

etc...その他たくさんあるはずです。

しかし、「雑誌のヘアメイク」しか思いつかないのはなんだか寂しくもあります。

 また違う観点から見ると、「作品を作りたい、残したい」という願望が強いのかなと。つまり、「自分を認めてほしい」ことなのかなと。

SNSでフォロワーを増やしたい願望に似ている気がします。

つまり、「承認欲求」

私はこう思いました。

「自分がやりたいこと」よりも、「誰かに認められたい」という気持ちが強いように思いました。

 また美容師視点から捉えると、美容師というお仕事の魅力が伝わっていないのかもと思いました。

これだけメディアやSNSで、美容室が増えすぎている。厳しい業界だ。お給料も安い。拘束時間が長いなど言われている状態で、今の時代、わざわざ厳しい環境を求めてくるようなストイックな子がいるはずもありません。

今後益々、華やかな世界で自己表現をして、承認欲求を満たしたい。

このように思う若い子が増えているくように感じています。

私個人の考え方で思うことは、美容師という仕事は、人と話すツールとして美容技術を使い、人と繋がれるお仕事だと思っています。

それでは今日はこの辺で。

読んでいただきありがとうございました。


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