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強迫性障害から経済的困窮が始まる

さて、今回は家族に強迫性障害がいる事によって引き起こされるマイナス面の中でも切実な経済的に引き起こされる悲劇を具体的に挙げて行きます。
そんな馬鹿げた事が・・実際に起きてしまうのです。

まず、今回は支出としてどの様に普通の家庭と異なるのか考えてみました。

治療にかかっている場合には
・医療費
・薬代
・カウンセリング費用
・通院費用
これらが馬鹿にならない金額が掛かってきます。
と、これは想像できますよね。

では、想像できない実際の負担は?というと
実際の症状に分かれていきますが

消毒用のアルコール、ティッシュなどはとんでもない量を消費します。トイレットペーパーの量も尋常では無いですね。
同じ物を幾つも購入します。これは複数の障害の症状により購入動機が異なりますね。

例えば
無くなったらどうしよう、足りなくなったら・・という不安思考からくる場合
誰かが触ったから汚れているといった清潔思考からくる場合
右手で掴まなかった、左手で触ったなどの全く理解できない神がかった思考からくる場合
同類の商品(洗剤など)は多種のメーカーの同様の効果の物を買い集めるなどコレクター的な思想になる場合
いずれにしても、そんなの気にしなきゃいいじゃん。といった内容でも我慢ができなくなり結果的に複数個の購入が必須になります。
しかも、使わない物が殆どで家中に物が溢れます。それなのにまた買い集めてくるのです。
家族が注意して欲しいのはネット決済に規制を掛けてください。ワンクリックで購入できる為に同じ商品の色違い・サイズ違い・余分にもう一つなど無駄買いが非常に多いです。

我が家では、確認行為に写真を撮るのですがこれがまたとんでもない量を撮りやがるので外部ストレージ保存となるので年間費で結構取られます。
ちなみに一日で2GB相当の1000枚近く撮っています。昔テレビで観ていた林家パー子さんは現像するのにとんでもない金額だったんだろうなぁと思います。

症状の厳しい方は下着や洋服は毎回新品じゃないとダメだとか強いこだわりがあるともっと辛いですね。

兎にも角にも、増えていくモノに家族はうんざりしますが基本的にお財布は家族と共通なのでコッチは減少していくのでとてもうんざりします。
普通の家庭に比べて、最低限の生活を毎日過ごす為の支出が桁違いに多いのです。

・・・怖いですよね。

次回は収入減少について語ります。

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