ウクライナの思惑と西側の本音

ウクライナの反転攻勢についての現状と現実はどうなのか?
ウクライナの狙いは何処まで?ロシアの侵攻から終わりの見えない戦いが世界を巻き込んで人類存亡の危機までも危惧される状況にどの国も体力の限界が見えて来た。当初ウクライナ支持国はロシアが手を引く事を着地点と考え支援して来た。しかし現状は言葉は悪いがウクライナは侵略された領土だけには留まらずクリミアの奪回が手厚い支援に乗っかりそこまでを目標としたハードルが上がってしまっている。クリミアはロシア、ウクライナ両国から見ても最高の土地であり伝説の理想郷である。クリミアはお互いに聖地のままで残し戦闘地にしたくないと思う。その為にはヘルソン、ザポリージャを支配しないといけない。そこで開戦以来最高の激戦になるはず。西側としてはウクライナの理想実現に莫大な戦費を浪費して自暴自棄になったプーチンの「核使用の脅威」との板挟みになってる「ウクライナと心中するのか?」との意見が世界中から出てくる恐れも押さえたい。誰も得をしない戦争に世界は完全に巻き込まれてしまった。ウクライナ、ロシア双方に配慮した戦争からゼレンスキーの夢に完全に引き込まれてしまった。
世界はロシアを潰すのではなくウクライナからの撤退が基礎テーマだったはず。でも今はクリミア奪回がテーマの中に組み込まれてしまった・・
今更そこに乗っかるとロシアにも幾分かの言い分が生まれてしまう。

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