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BIWAKOトークカフェ「この夏やりたい!とっておきのびわ湖遊び」を開催しました

8/11(日)19~21時に、BIWAKOトークカフェVol.3として、「この夏やりたい!とっておきのびわ湖遊び」を開催しました。今回のトークカフェは、マザーレイクフォーラム運営委員会が実施している「びわ湖との約束」募集とのコラボ企画です。みんなでびわ湖のことをワイワイ楽しく語りつつ、最後に「びわ湖との約束」(以下参照)を掲げてもらう場として企画しました。

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「びわ湖との約束」は、10年後のびわ湖や、そこに根ざす暮らしに向けて、楽しみたいこと、心がけたいこと、取り組みたいことなどを言葉にした、「びわ湖の未来へ贈るメッセージ」です。それは、自分がこれからのびわ湖や暮らしのためにできること・やりたいことの「目標」や「誓い」でも、10年後のびわ湖や暮らしがこうなっていたらいいなという「祈り」や「願い」でも構いません。

「びわ湖との約束」Facebookページを中心とした急な告知にもかかわらず、大学生や行政職員、釣り人、研究者、事業者など多彩な11人の方にお集まりいただき、(一社)滋賀人の深尾善弘さん進行のもと、それぞれのびわ湖の魅力や遊び方を語ってもらいました。

教えて!みんなの「とっておきのびわ湖遊び」

「びわ湖遊び」というとどんなものを思い浮かべますか?湖水浴、釣り、湖岸ドライブ、ビワイチ(自転車によるびわ湖1周)など定番ももちろんですが、今回の参加者からはそれにとどまらない多彩な「遊び」が提案されました。例えば、

・びわ湖漁で探せ!幻のゴールデンシジミ

・山城から眺める滋賀県の川と治水の歴史

・子どもをバスボートに乗せたあとに清掃活動

・湖西から眺めるびわ湖の日の出

・びわ湖で遊んだときの昔の写真を探す(昔と今の比較)

などなど、実際に「遊んだ」写真を共有しながら紹介していただき、その面白さを参加者全員で掘り下げました。

一応、クローズドな場として開催しましたので、個々の詳細はご紹介できませんが、一例として私がお話した「遊び」をご紹介します。

これ、何やっているか分かりますか?

ハンディ顕微鏡

「ハンディ顕微鏡」を使って、そこらにあるものを娘が眺めている図です。湖水浴に来ていたので、砂粒とか水草とかを見ていました。例えば、「イバラモ」というちょっと珍しい水草を60倍で見てみると、こんな感じです。

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上の方にトゲが見えますよね。これがたくさん付いているので「イバラモ」です。

こういう自然観察にも使えますし、いま問題になっているマイクロプラスチックとか、精密機械とか人の頭皮とか、まーなんでも使えます。上の写真も特別な機材は使わず、接眼部にiphoneをくっつけて撮影しただけ。一家に一台あって損はありません。

しかもこの顕微鏡、めっちゃ安いんですよ。Amazonだと1,500円ほど。類似の商品は色々ありますが、私が使っているのはレイメイ藤井のRXT203Mです(あ、決して回し者ではありませんので、汗)。

そういう対話の中で見えてきたのは、「びわ湖を多角的に見ることの大切さ」です。水に触れる、山から眺める、顕微鏡で見るといったことだけでなく、色々な人を通して見えてくるびわ湖の魅力。びわ湖の問題を難しく語ることも大事ですが、こうやって「遊び」の話題を切り口に、物事を立体的に見ることができたのは、一つの発見でした。

みんなで「びわ湖との約束」を宣言!

最後に、みんなで「びわ湖との約束」を宣言しました。皆さんが書いてくださった「びわ湖との約束」を、ご了解を得て公開いたします。皆さんの約束もぜひ、ハッシュタグ「#びわことのやくそく」をつけてSNSにアップしていってくださいね!

200809トークカフェ約束集

「びわ湖とみんなと手をつなぐ。」(武田みゆき)
「新しいびわ湖の魅力を発見!」(佐藤祐一)
「琵琶湖つながりでたくさん素敵な人がいることを伝えていく。」(深尾善弘)
「琵琶湖のよさを若い人に伝える。」(一伊達哲)
「楽しみながら学べる琵琶湖!」(中西優奈)
「僕の“すき”のおすそ分け」(瀧健太郎)
「びわ湖と暮らす」(桐畑孝佑)
「同世代、次世代にびわ湖の魅力を伝えるため、まずは自分がびわ湖であそぶ」(野田ひかる)
「一人でも多く琵琶湖(貴女)に惚れさせます!!」(中川善一)
「孫と琵琶湖で遊べたら良いなぁ」(三和伸彦)
「いつまでもきれいなびわ湖であそぶ」(野崎善太郎)

(佐藤祐一/琵琶湖アローズ・滋賀県琵琶湖環境科学研究センター専門研究員)

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