「ビワイチの日」イメージデザインができるまで【その1】(成安造形大学の学生さんたちとのビワイチ)
ビワイチ推進室1年目の上野です。
私からは、ビワイチの日に向けてイメージデザインを作成してもらっている成安造形大学さんとの取組について連載形式でお送りします!
芸術大学の学生さんだけあって、素晴らしい着眼点で実際に体験したことを表現していただいています。
今回は学生さんたちと一緒に自転車に乗り、感じたことをグループで話し合った授業の記事を、成安造形大学の石川先生より寄稿いただきました。
これからどんなイメージデザインが出来上がるのかワクワクしますね!
「ソーシャルデザインpj 2022」ライドフィールドワーク始動!! プロジェクトレポートvol.0
2022年度から新しく設定されたプロジェクト授業「ソーシャルデザインpj」が動き始めました。
履修者は情報デザイン領域7名、地域実践領域6名、イラストレーション領域1名の14名で取り組みます。
その第1課題「ビワイチの日イメージデザイン制作」が始まりました。連携先は滋賀県観光振興局ビワイチ推進室です。
2022年4月1日に滋賀県はビワイチ推進条例を施行し、11月3日(いいサイクリングの日)は「ビワイチの日」同日から9日までは「ビワイチ週間」になりました。
それに伴う推進事業として「ビワイチの日イメージデザイン2022」を体験、対話、提案、制作というプロセスを踏みながら制作することになりました。
授業開始前の事前説明
5月21日(土)成安造形大学に近い企業で地域振興、スポーツアクティヴィティ、教育などに力をいれる「オーパルオプテックス株式会社さん」にレンタサイクルをお借りして取り組むことになりました。
まずは「ビワイチ体験」クロスバイクに乗ることから始まりました。
コースは(オーパルオプテックス→堅田→道の駅「米プラザ」→琵琶湖大橋→琵琶湖サイクリストの聖地→琵琶湖大橋→道の駅「米プラザ」→びわ湖岸浮御堂→オーパルオプテックス)で行いました。
履修者14名中12名の参加に加え、オーパルオプテックスの山脇さん、ビワイチ推進室の海老根室長と上野さんも一緒に参加していただきました。
自転車に乗っていざビワイチへ!
折り返し地点の琵琶湖サイクリストの聖地(守山市)では、ビワイチ施作の今後の展開やイベントの予定を上野さんに、サイクリストにより安全に乗っていただくためマナー啓発、あるいはドライバーへの安全啓発を推進する滋賀県としての条例コンセプトのお話を海老根室長にしていただきました。
ビワイチ体験終了後のグループワーク
ライドを終了して、オーパルオプテックスさんにて会議室をお借りし、4グループに分かれて「今日の振り返り」から「キーワード」創出ワークを行い、今日の感想を発表しました。
4グループの名前は以下の通り
「思ってたんと違う・・・。」「ふんいき」「風と小雨」「開放」
グループ内での役割は、
「デザインワーク」「コンセプトワークと進捗状況記事作成」「グッズなどの展開・提案」以上の形で今後展開します。
次回は今回の「ライドレポート」と、各個人で写真撮影してまとめた「今日の一枚」をベースに「コンセプトワーク」を行う予定です。
キーワードやライド中の気づきなどをまとめ、デザインの方向性を決めていきます。
●思ってたんとちがう・・・。(櫻井、高森、CHU)
●ふんいき(中村、篠原、HU、LI)
●風と小雨(仮)(緒方、山川、桑田、XU)
●開放(佐々木、中坪、FUN)
担当所感
学生の皆さん一人一人、見たものに対する感じ方が違って作成してもらうデザインについても皆さんの思いによって大きく変わってくると思います。
移り変わる琵琶湖の景色に感動し、地元の食を楽しむ。
自転車だからこそできるゆっくりとした時間の中でのビワイチを、学生の皆さんには実際の体験を通して感じ取ってもらえたと思います。
自転車に乗って久しぶりにマスクを取って感じた草や土の匂いが、すごく新鮮に感じたという皆さんの言葉にハッとさせられた場面もありました。
私自身、皆さんが感じ取ってくれた、風景や体験がどんな風にイメージデザインとして仕上がるのか楽しみで仕方ありません。
次回はイメージデザイン第1案についての授業です。より具体的になっていくビワイチの日イメージデザイン、乞うご期待ください!
(文:ビワイチ推進室 上野)
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