2020冬ドラマに関する視聴率考察

冬ドラマが終わってかなり経ってしまいましたが、新型コロナウイルスの蔓延による撮影延長のため多くの春ドラマがまだ放映できていないので、いったん過去に戻って冬ドラマの考察をしてみようと思います。

まずは視聴率。

こちらに視聴率をまとめてみました。(シリーズ物、スマホのみでの配信は除く。赤字:最高視聴率 青字:最低視聴率)

ドラマの視聴率の傾向として1話で最高視聴率を取り、徐々に低迷、3~5話で最低視聴率を取るという傾向が挙げられますが、それに当てはまらなかったドラマに関して考えていきたいと思います。

知らなくていいコト

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これは私は視聴していませんでした。脚本が大石静さんということで期待値はかなり高いドラマだったと思います。最終回で最高視聴率を取っているということで、結末が気になるようなドラマだったのではないかと予想しています。しかし、SNSでの最終回の評判は今一つ。あまり納得のいかない展開だったという声が多かったように見えます。

恋は続くよどこまでも

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初回は11.6%であったものの最終回に近づくにつれ徐々に伸びていきました。これは間違いなく、主演の佐藤健効果だと思われます。SNSでの反響も大きく、元々見ていなかったが情報を見聞きして見出した層がかなりいるのではないかと思います。実は私もその一人。(笑)

火10枠は恋愛ドラマが多いイメージですが、これも間違いなくれっきとした恋愛ドラマでしょう。一応医療監修もついていて、専門的な医療シーンも出てきたものの、結構ツッコミどころが多く、さすがに医療ドラマとは言えない印象でした。ストーリーや構成自体は正直ドラマとしては(+_+)という感じでしたが、こういった俳優の容姿に頼るようなドラマも数年に一度ほどの頻度なら悪くないかなとも思います。実際、ああいうドラマはSNSで実況したりするのがとても楽しいですし(笑)

テセウスの船

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ここ最近は考察ドラマは日テレが占領していたのでTBSでやってくれたのはとても新鮮でした。最終回は冬ドラマ内ではかなり高い、19.6%の視聴率を記録しました。考察ドラマの利点として、相当ストーリーが酷くない限り、視聴率が落ちにくいという点があります。

去年かなり話題になった「あなたの番です」も1クール目は正直打ち切りされるんじゃないかと思うくらい視聴率が低迷していましたが、2クール目ではブレイク俳優、横浜流星の起用もあってか、かなり視聴率は安定し、最終回は19.4%という有終の美を飾りました。(オチは全然納得してませんが笑)考察するにつれ、結末が知りたいと思う心理があるのでまあ当然ですよね。今回のテセウスの船もSNSでは考察合戦が行われ、徐々に視聴率も伸びていきました。

オチは正直一番避けてほしかった展開でしたが、霜降り明星・せいやの演技力が結構あったので納得のいく終わり方ではありました。もともと複雑で難しいストーリーなので1クールに収めるのは大変だったと思いますが、きれいにまとまっていたと思います。(一部伏線回収漏れや制作ミスはあったそうですが)TBSのドラマは結構構成が丁寧なので、考察ドラマは向いてるのかもしれませんね。

駐在刑事season2

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ごめんなさい。これに関しては本当になんの情報も知りません。m(__)m ただ、1話で最低視聴率を取り、最終回で最高視聴率を取ったということは、ストーリー自体は面白く、視聴者を離れさせない何かがあったのだと思います。

~番外編~

アライブ

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視聴率について散々語ってきた私ですが、ドラマの評価は視聴率で決まるとは一切思っていません。

アライブはそのいい例です。アライブの視聴率は、はっきり言ってかなり悪いです。ですが私は冬ドラマの中で一番好きでしたし、ここ最近の医療ドラマのなかでもかなりトップに来るドラマでした。Twitterでも好評の声をかなり拝見しました。メッセージ性もかなり強く、セリフ一言一言が身に沁みました。

同枠、医療ドラマのグッドドクターと比べるとやはり視聴率に大きな差が。理由はよくわかりませんが、まず第一に知名度の低さが挙げられると思います。実際、私の身の回りでも知っている人が全然いませんでした。本当に良作であり、「がん」という誰しもが経験する可能性がある病気に焦点を当てた珍しいドラマだったのでもっと多くの人に見てもらいたかったですね。


ではではこの辺で(^^)/~~~ご覧いただきありがとうございました!


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