2023-01-21フォーカルジストニア記録 受診

フォーカルジストニアになってから、音楽をする方の身体について
研究されている方、指導されている方、
施術されている方等のSNSで情報収集したり、
上記の方々で開催しているスペースなどに参加していたところ、そのつながりで
フォーカルジストニアの研究をされている医師の方に、診ていただけることになりました。
こんなご縁があるなんて、なんて有り難い(涙)
なんとなくドキドキしながら、病院へ向かいました。
待ち合わせた場所で先生とお会いし、手続きを済ませたあと先生の研究室へ。
手の筋力を診ていただいたり、楽器を弾いてみたりしながら、症状について説明しました。
先生はピアノ奏者のフォーカルジストニアについて特に深く研究されているようで
その研究内容を自分の現在の症状に当てはめて、どういったリハビリがいいのか、
フォーカルジストニアについてどう向き合ったらいいか、
みっちり2時間弱、説明してくださったり、一緒に考えてくださったりして
フォーカルジストニアになってから、こんなにもわかっていただける時間は初めてでした。
先生のフォーカルジストニアに対する向き合い方について、自分も全く同じ方向に考えていたので
全てのお話が納得でした。
そもそもこんなに色々話ができただけでも、メンタル的にも満たされた時間でした。

話のなかでやっていこうと思ったリハビリは(ここ特に備忘録なのでわからない内容ですみません)
・症状が出る直前のスピードで練習をし、少しずつスピードをあげていく(症状が出るうちは上げない)※症状が出てしまうと癖になって余計治らない
・動作を細かく分解する。自分の場合は早い動作のときにしか症状が出ないので
見極めるのは難しいかなと思いましたが、トレモロの場合、弦をすくって、重力に従って撥を下し弦にあてるという動作の繰り返しになるが、撥をすくい上げるだけをしようとすると
わりと早くできることがわかったので、すくいあげる動作のみにしぼって練習をしてみる
・手首を曲げるほど手首が硬くなるので、肘を開いてなるべく手首が曲がらない角度で弾く

他にもリハビリしながら、色々な気づきをみつけていければと思います。

3つ目にについては、琵琶のお稽古に行ったとき
肘を開きすぎているから、もう少し後ろに引っ込めるように
と言われました。確かに肘を開かなくても肘を後ろにすることで
手首をあまり曲げずに絃までリーチすることができます。
肘を開くと、手首が身体側へ巻き込みやすくもなるので
手首と肘の自分の最適な位置を見つけたいと思ったのでした。

琵琶の先生は、楽器についても歌い方についても姿勢についても、琵琶にかかわるすべてのことについて精通していて
もうすごすぎる!です。

1年前だったら、不安や悲しみ、自分への失望とかそんな感情が大きくて
医師の方の意見も琵琶の先生の意見も受け入れられなかったかもしれません。
いまやっと自分の症状を受け入れて、冷静に改善への道へ進もうとしてる、
でもまだ心の葛藤もある、そんな感じです。

うまく整理して書けなかったけど、今日はこの辺で
また今度自分のためにリポートしたいと思います。

追記:先生の承諾をいただきましたのでリンク貼らせていただきます。
https://twitter.com/memory_wind?t=ClWZ8RZyL8Qpptjq30Up1g&s=09
青嶋陽平先生
フォーカルジストニアについてたくさんの情報を発信されています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?