2023-02-04フォーカルジストニア記録受診後

フォーカルジストニアの症状で受診してから、
少し良い方向に向いてきた気がするので、現状のまとめと記録。
ポイントと思えることが3つあって、
1つ目は前回のブログに書いた先生に診てもらったことによって、リハビリの方法、取り組み方(考え方)が広がったこと。
動作を細かく分けて練習してみる、というのが自分には結構効果が感じられて
撥を上げるだけの動作、下げるだけの動作を繰り返し、その後に上げる下げるのトレモロの動作をすると
無駄な力みなく、わりと早く動かせるようになってきました。
(※その部分だけ練習すればの話で、曲の流れの中で弾くとがっちり手が固まるので本番ではまだまだですが・・・)
それから先生の話を聞くことで、改善にむけてのリハビリの考え方に応用が効くようになりました。
実は受診の際、先生に見せていただいた資料は以前にもWEB上で拝見していたのですが
ピアノの動作に基づいてのものだったので、自分には違うかなと思って、読んで終りになっていました。
しかしその資料を見ながら先生と話していくなかで、この動作を自分に当てはめると
こういうふうに考えることもできるんだ、という気付きがあり、
一見関係なさそうに見えても、実は共通点や、参考にできる部分って色々あるのかもしれないと
柔軟にいろいろなものを捉える、視界を広げる、そんな能力アップもさせていただいたように思います。
そして2つ目のポイント。これは1つ目の考え方を得られたことで出来たことで
受診の数日後がたまたま琵琶のお稽古日だったのですが
その際、先生に姿勢についてアドバイスをいただきました。(前回のブログに記載した内容です)
今までだと、先生に助言をいただく度に、逆に「ああ、まだ全然治ってないんだ~」
と落胆の気持ちが大きくなってしまって、せっかくの先生のアドバイスは
落胆しすぎて、プチパニックになった自分には全然入ってこなくて
冷静に受け止めてこれませんでした。
でも今回は、受診後であらゆることに気づきがあるのだという心持ちだったので
先生の助言も受け止めることができ、
その後もyoutubeで琵琶奏者の姿勢を観察させていただき、
今まで手先ばかりに目が行っていたのですが、肘や肩などにも目がいくようになり
だいぶマニアック?な視点に及んでいました。
それで今は肘の適度な角度や、高さを模索中です。
あと琵琶の構え方、角度も見直したほうがいいのか・・・
最後に3つ目のポイントは、普段の生活。
身体に気を使っているかと言えば、まだ全然だとは思うのですが
今までよりは若干気にしていて、
重たい琵琶を運ぶのに、ショルダーからリュックタイプに変えたり
デスクワーク中、肩が力まないように気をつけたり
気づいたら肩を回すようにしたり
歩くとき、少しお腹や肩を意識したり・・・
些細なことですが、これらの積み重ねもあるかと思います。

フォーカルジストニアになるときって、なにか心身に過度な負担がかかり
つながっていたものがブチって切れてしまって
で慌ててつなぎあわせようとするのだけど、
黄色と赤、青と黄色みたいに、全然違うのとつながってしまって
発症につながるのかなって思うのですけど
最近はそのたくさんの間違った配線が少しだけ
青と青でつながってくれてきたのかな。
でもまだたくさん間違ったままの線もあるのだけど
黄色と赤がつながろうとすると、それは違うよね、ってことも少しずつわかってきたような。
り患最初の頃は、できない、どうやって弾いていたかもわからないし、今どうやって弾くのかもわからない、
今は、できない、でもずっと練習続けたらもしかしたらできるかも?
という気持ちに。

までも、今回は前向きなことばかり書いたのですが
まだ出来ないは出来ないので、毎回苦しいなという思いは消えないまま練習しています。
次には嬉しいレポートが少しでもできるといいなと思います。

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