2022-06-25フォーカルジストニア(まとめ2022/6現在)

今までのことを色々と綴ってきましたが、現在もトレーニング中。
改善したのか?どうなのか?
実は琵琶の先生も私と症状の出方が違えど、トレモロができなくなった経験があって
私のことも、親身になって見てくださいます。
お稽古の度にフォームを直されるので、全然改善してないのかな・・・と
自信をなくすこともありますが、辞めずに琵琶を続けられるのは
先生という理解者がいらっしゃるからかもしれません。

ジストニアの主な原因は脳の癖のようなもの。
脳の可塑性(脳の神経細胞群が新たなネットワークを築き、生まれ変わること)と言うらしいのですが
悪い意味での脳の可塑性により、ジストニアの症状が現れるらしいのです。
なので、見た目的に動きの変化はあまりなくても、
身体の感じ方(脳の受け取り方)に違いがあるだけでも
ジストニアの改善は進んでいると、私は思っています。

トレモロはまだちゃんとできないけど
・トレモロ以外の動作で早く打弦することができなかったが今は自然にできている
・職場でお弁当を食べるとき、スプーン(箸は大丈夫だった)を持つ手が震えすぎて
ごはん食べられなかった。今も震えそうになるときはあるけど、意識すれば大丈夫
等々症状が一番ひどい時からすると、よくなっている部分もあるので
少しずつ行きつ、戻りつ改善はしているのではと思っています。

指のジストニアだと、患指(症状がでている指)、と代償指(症状がでている指の動作を補う指)
というのがあるそうですが、
私の場合、患指にあたるのが手首、代償指にあたるのが前腕かなと思っています。
(身体のことに詳しくないので、全然間違いかもしれませんが)
手首が固く動かないので、前腕の上下左右の動きで撥を動かす
ということをしていて、
そのうち前腕が勝手に動くようになってしまい、
現状では代償動作のほうがやっかいとなってしまったという気がしています。
ただ手首は手首で自然に動かしているつもりでも、すぐに痛くなって疲れてしまうので
無意識のうちに力が入ってしまう癖もあります。

ただここのところ、まだ見た目は不自然ながら
手首が以前ほど痛くならずに、トレモロの練習をしばらくできることもあるので
見た目に変化はなくとも、身体内部的な変化は少しあるのかもしれないとも思います。
最近新しいストレッチを始めた効果かな??

あと参考になった書籍として↓
https://amzn.asia/d/avI80RG

症状に対する詳しい解説もあり、ポンコツな自分にはなかなか難しい部分もありましたが
ジストニアは誰でもかかる可能性があるもので、自分を責める必要は全くない
不安になんかならないんでいいんだよ、と優しい言葉をかけてもらったような気持になれる本でした。
最後にある音楽家たちの症例は壮絶だったけど、とっても興味深い内容でした。


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