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世界を旅するワイン展に行ってきました

毎年新宿伊勢丹で開催される世界のワイン展、今年はコロナウィルスの影響で、どうなるかと、若干心配しながら行ってきました。

予想に反し、週末の夕方ということで、大賑わいでした。店員さんの多くはマスク着用でしたが、それなりに盛り上がっていて一安心。コロナウィルスが一刻も早く収束することを心よりお祈りしています。

ワイン展、全部を廻るのは大変なので、今回は注目の

ナチュラルワインゾーンと 

日本ワインゾーンを中心にパトロールしてきました。

まずはナチュラルワインゾーン

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馴染みのフランスブルゴーニュ。フレデリック コサール、シャソルネと言った自然派大御所のワインは残念ながら試飲はありませんでした。

ただ、コサールが南仏で造っているワインやら、こんなのあるの?といったグランクルュまであって、びっくり。もちろん、そんなお高いワインには手を出さず、それでも貴重なBigotes Bourgogne 2017を購入。じわっとした旨味が味わえるこのワイン、大好きなんですよね。

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お次はスペイン。実はスペインのナチュールグルナッチャ、旨味や出汁が効いてて、意外と好きなんです。

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Naturaleza Salvaje Azul Y Garanza 2017:こちらはなんと砂地で造られたワイン。旨味たっぷりで、美味しいです!

お隣のブースは、鰻屋さんの前川が扱っているモンテネグロのワイン。 

モンテネグロは昔、ユーゴスラビアの一部だった国で、2006年にセルビア モンテネグロから独立した国です。世界遺産のコトルという街は、魔女の宅配便の舞台に似ているそうです。

鰻屋さんがだしているということは、鰻の白焼きとか蒲焼きと合うワイン⁈と興味深々で、いろいろお話を伺いました。

IDEA 2017 Lipovac:シャルドネをオーク樽で熟成。酸やミネラルもあり、なかなかいい感じ。これは白焼き、わさび添えにかなり合うと思います。

GEA 2017 Lipovac: 流行りのオレンジワイン。渋みが強くなり個性的。ワインは単体で飲んだ方がよさそう。

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Concept 2015 Lipovac, Tellus 2015 Lipovac: 蒲焼きにはこちらが合うそうです。今回はこのイベントでしか買えないそうです。

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旨味があっていいかも。

ナチュールコーナーで人気だったのはこちら。

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Mille Pateau 2018 Phase 2 ex Collectif Anonyme

エチケットもいってますが、お味もかなりナチュール。オレンジワインが好きな方にお勧めです。

お次は日本ワインコーナーへ!

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熊本ワインの菊花シャルドネ、大人気です。久しぶりに飲みましたが、しっかりした味わいで、バターのような風味健在でした。

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宮崎の都農ワインでは、珍しい品種を試飲…名前もですが、一緒ピノノワールと間違えそうです。

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Fermier 2019 Albarino: 一度訪れたこともある、新潟のフェルミのアルヴァリーニョは安定の美味しさ。とにかく、クリーンで綺麗な味わいなんですよね。和食に合いますね。

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人が集まっていたので、思わず試飲したのは山形のグレープリパブリック。初めて聞いたワイナリーです。エチケットが南国風で可愛らしいです。一通り飲ませていただいたのですが、かなりナチュール。ぶどうを絞ったまま?っと錯覚するような自然な味わいでした。

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後はおまけで、知り合いの店員さんから勧められたスイスワインを試飲しました。

スイスワインあまり飲んだことがないのですが、レマン湖の近くの、すっきりした酸が際立つワインから、アルプスの麓で標高が高く日当たりのいい土地で造られた、少ししっかりとしたワインまでありました。フランス、ドイツ、イタリア、リヒテンシュタイン、オーストリアと国境を接し、気候も様々なスイスのワインの売りは多様性のようです。

Amigne de Vetroz: ANAのファーストクラスで提供されているというこちらのワインは甘口となっていますが、酸が高いので、シャンパーニュの少しドサージュ多めを飲んでいるような感覚でした。お買い上げ!

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普段飲まないような国の、様々なワインを、店員さんからいろいろ聞きながら飲めるこちらのイベント、毎回新しい発見があります。

世界には本当にいろいろなワインがありますね!




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