決まっている運命を変えるワイン
「決まっている運命を変える」。そんなワインを選ばせていただきました。
日本のワインといえば、どうしてもシャバッとしていて薄い味、とうてい世界に通用するワインなんてない、というのがほんの数年前までのワイン業界の常識でした。そんな日本のワインの運命を変えたのは、山梨県でワインを作っているGRACE WINE。香りも味も世界で通用するワインを、何年もかけて、三澤社長とお嬢さんの彩奈さん親子で造り上げました。
ぶどうの糖度を上げるため、当たり前のように行われていた補糖をやめ、ぶどう本来の熟度をあげる努力を重ね、渾身の甲州ワインができました。
そしてその「キュヴェ三澤 明野甲州 2013」が、ワイン専門誌「デカンタ」が主催するイギリス最大のワインコンクール''Decanter World Wine Awards''にて、日本勢としては初のゴールドメダル、そして、アジア地域の最高賞であるリージョナルトロフィーを受賞いたしました。
ここから甲州は世界に通用する「KOUSHU」という品種となり、今では、ロンドンやパリのレストランでもオンリストされるようになりました。
さすがにキュベ三澤はお高く、手に入りにくいので、今回はグレイス甲州のよさがわかるお手軽な1本をご紹介します。
<ワイン> グレイス グリド甲州2018
産地:日本 山梨県
タイプ:白 辛口
ぶどう品種:甲州
味わい:オレンジの皮のようなビターさと、柑橘の香りに、ピンクペッパー、コリアンダーのようなスパイスのニュアンスがあります。味わいはドライで酸味がしっかりしていますが、果実味、旨味もあります。
合わせる料理:和食全般と相性がよいです。お醤油よりもお塩をつかったお料理がよいと思います。スパイスのニュアンスがあるので、クミンなどをつかったエスニックもよいと思います。
購入はこちらから↓
おまけ:勝沼にあるこちらのワイナリーは、蔦の絡まる素敵な建物が目印です。ワインの購入、試飲もできるので、勝沼に行く機会があれば是非、お立ちよりください!
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